坊がつる |
![]() 「坊がつる讃歌」に歌われた「坊がつる」の由来は、この本坊弘蔵坊のある ”つる”だからといわれている。”つる”は水流のある平坦地をさす。 この一体は湿原植物の宝庫になっており、また野営場もあり、夏は多くの キャンパーでにぎわう。九重連山のオアシスであり、旧来から登山の本拠地と されてきた。 平成17年11月には、長者原のタデ原湿原とともに、国際的に重要な湿地 としてラムサール条約に登録された。
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法華院温泉 |
![]() 長者原から、雨が池越のコースで1時間30分程度。 連絡先:0974−77−2810(法華院温泉山荘)
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風穴 | |
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男池から黒岳原生林の中を1時間30分ほどで、黒岳の高塚山方面への分岐へ
着く。周囲の岩の穴からは冷気があふれており、盛夏の頃でも寒さを感じる事
もある。 「風穴」の標識のある場所には、石組みの石室があり、冬の氷雪が盛夏の頃 まで残っている。 |
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※画像は【黒岳分岐付近の風穴】
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御池 | |
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九重連山にはいくつかの火口湖がある。中岳と大船山頂付近には比較的大きな 火口湖である御池がある。ともに厳冬期は氷結し厚い氷に覆われる。大船山頂付近 の御池周辺は紅葉がすばらしい。名称については、中岳下の御池(みいけ)と 大船山頂直下の御池(おいけ)という呼称が一般的。 |
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※画像は【大船山頂下の御池】(大)と【中岳下の御池】(小) |
すがもり越 |
![]() この峠に、かつて有人の山小屋「すがもり小屋」があり、登山者の憩いの場として にぎわっていた。1995年10月の硫黄山噴火により周囲は立ち入りが禁止され、 それにともない、すがもり小屋も一時営業を休止した。硫黄山の噴火活動も沈静化した 1996年12月25日以降はすがもり峠の通行も可能になったが、小屋は再開されず、 翌1997年10月の硫黄山噴火から2年目の秋、すがもり小屋は堅牢な石積みの外壁を残して 撤去された。2000年秋には新たにすがもり避難小屋が完成した。
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雨が池 | |
長者原から坊がつるを目指すコースは、主に雨が池を通る通称「雨が池越え」と
すがもり峠を通過する「すがもり越え」のコースがある。 この雨が池は降水があると水がたまる湿地で、木道が付けられている。周囲は 初夏にはミヤマキリシマやノハナショウブなどの花が咲き、美しい景観を見せる。 |
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※画像は【雨が池の木道】(大)と【ノハナショウブ】(小)
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