4月15日更新の情報】(再掲)


九重連山春

4月11日の九重連山は晴。5時の牧ノ戸峠の気温は5℃。3月から4月にかけては、週末ごとに自治会関係の行事や各種団体の総会や役員会などに忙殺され、更に春先の天候は周期的に変化し、 やっと空いた週末も屋外での活動にはNGな日が続いています。そんな中、4月11日はぽっかりと予定が空いて、それでも実家の春野菜の準備もあるのでのんびりすることもできず、 久々に弾丸ツアーなみの朝駆けにかろうじてチャレンジできました。

車中泊なら余裕があるので楽勝ですが、自宅から朝駆けするとなると前夜の飲酒を控えて早々に就寝し、普段より3時間近く早起きしないと九重連山でのご来光観賞には間に合いません。 そんなことで、起床してすぐに装備を再確認して早々に自宅を発ち、牧ノ戸峠着5時。日の出の時刻が5時50分過ぎですので、この時刻から山頂でのご来光に間に合うとなると、 星生山か扇ヶ鼻がせいぜいです。

もちろん黒岩山なら十分間に合いそうですが、寄る年波を顧みず、果敢にチャレンジしてみたい衝動に襲われました。加齢による体力の低下が著しく、毎朝の日課であるウォーキングでも、 ペースを上げると息切れしそうになります。気持ちはチョロいのですが、体は全然チョロくなくて、オーバーペースなんぞはもってのほかなのでありますが・・・・(苦笑)

沓掛山に駆け上がった・・・つもりが、すでに時刻は5時30分、ヘッドランプに照らされた山頂標識の彼方、東の空が染まり間もなく黎明の時刻を迎えようとしています。 これはもう扇ヶ鼻でもご来光に間に合いそうにありません。少々頑張れば、扇の台地下付近で山陰から昇る太陽を拝めそうです。

扇ヶ鼻分岐を通過し、息せき切って山頂台地に昇る途中で、泉水山に朝日が楚々し始めているのが見えます。ヘロヘロになって山頂から広がる扇の台地に着くと、今まさに全体に朝日が 注ぎ始めたところで、中岳の真上に太陽が昇っています。ちょっと遅れたものの、ダイヤモンド中岳の片鱗を観賞できました。扇ヶ鼻の山頂台地は強風が吹き抜け、登山道にはうっすらと霜も見られます。 とにかく寒いので、山頂南側の岩陰で風を避けて、朝日を浴びつつ朝食を食べてから、早々に山を下ります。

山を下ってからは、次のお楽しみキスミレ観賞であります。今年は3月中旬までにタデ原や泉水山麓でも順調に野焼きが行われており、キスミレの群生に期待したいところです。 春先の天気が悪く、野焼きが4月中旬まで下がってしまうと、咲き始めたキスミレが焼けてしまい、種子を残せなくなります。以前は長者原や泉水山から筋湯方面まで、 山肌を黄色く染めるほどキスミレが群生していたのですが、何年か続けて野焼きが4月中旬までずれ込んだ影響で、すっかり花が減っています。

注意深く観察してみると、野焼き後の黒い台地に黄色い可憐なキスミレが咲いています。さすがに山肌を黄色く染めるほど、密度の濃い群生はしていませんが、 それでも十分に春を感じさせてくれる景色が広がっています。こうして何年か順調に野焼きができると、きっと以前のようにキスミレが群生してくれるのではないかと期待するばかりです。

【お知らせ】
実は3月28日に三俣山へ弾丸ツアーを行っているのですが、これはデータの処理がまだできておらず、追って掲載予定です。

【追伸】
掲載中の画像はX(Twitter)へポストしてる画像にリンクしています。全部ではありませんが、画像をクリックすると拡大しますので、精細な様子を確認できます。





【黎明に染まる】(2026年04月11日撮影)

ヘッドランプに浮かぶ沓掛山山頂標識の彼方、東の空が染まり始める

Nikon Z50U NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR F8 1/20s ISO1100 Ev-1.3
4月11日撮影


【沓掛山】

ヘッドランプに浮かぶ沓掛山山頂標識の彼方、東の空が染まっていました。間もなく黎明の時刻を迎えます。

【扇ヶ鼻分岐】

息せき切ってたどり着いた扇ヶ鼻分岐、あとわずかで日の出の時刻です。
扇ヶ鼻は周囲の山より山頂の標高が低いので、多少日の出の時刻が下がりそうです。

【朝日さす】

扇の台地に登る途中、右手に望む涌蓋山方面の雲海に、ついに朝日がそそぎ始めました。

【ダイヤモンド中岳】

わずかに遅れましたが、中岳山頂に昇る太陽がまさにダイヤモンド中岳。

【扇ヶ鼻山頂台地】

朝日が照らし、扇ヶ鼻の山頂台地を覆っていきます。今年のミヤマキリシマが楽しみです。

【扇ヶ鼻山頂】

強風が吹き、登山道には一部霜が見られ、体感する気温はかなり低くなっていました。

【アセビ】

登山道周辺はアセビの花が満開。可憐な白い花が春を感じさせてくれます。

【アセビ】

山を白く染めながら咲くアセビ。春の到来を実感します。

【マンサク】

沓掛山ではまだマンサクが咲いていました。沓掛山山頂付近はマンサクの開花も周囲よりかなり遅れます。

【キスミレ】

野焼きから3週間、焼け跡の泉水山麓にキスミレが咲いていました。

【キスミレ】

もう焦げ臭さはなくなっていますが、よく見ると花弁には焼け跡の黒い灰が着いています。



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