8月4日更新の情報】(再掲)


九重連山夏

7月31日の九重連山は晴。4時の長者原の気温は17℃。7月28日に発生した令和8年熊本地震で甚大な被害を受けた被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。10年前の熊本地震では、 大分県内でも甚大な被害が出ましたが、今回は特に大きな被害の報道はありません。余震が心配されるため、前泊は取りやめ、早朝に自宅を発ち現地へ向かいます。

4時に長者原着。大曲へ着くとさすがに平日だけあって駐車車両はありません。装備を確認して久々にヘッドランプを点して入山。硫黄山道路へ続く登山道周辺のササに朝露はなく、 湿度が低い爽快な朝の大気に包まれています。この時刻からの入山となると、日の出はすがもり越で迎えることになりそうです。慌てることもなくゆっくり歩いて、すがもり越手前の岩場で待機し 夜明けを待ちます。

星生山北尾根上空に浮かぶ月が徐々に沈み始め、やがて星生山から泉水山の頂きにかけて朝日が注ぎ始めます。すがもり越は周囲の山の頂よりも30分程度遅れて朝日が注ぎ始めるため、 まだ薄暗さが残っています。涼風吹く避難小屋のベンチに座り静かな朝を満喫できます。このままここで過ごそうかとも思ったものの、やはり三俣山山頂へ向かうべく西峰登路に取り付きます。

西峰登路は依然として日陰になっていて、登路を覆う草にも朝露はなく、盛夏にしては珍しく乾燥した心地よい朝です。ペースを上げなければ汗も素早く乾き涼しく感じます。 それでも汗はかきますが、滝のように流れることもなく、着衣をあまり濡らすことなく本峰山頂へ到着します。

山頂を吹く涼風を満喫でき、ひたすら快適ではありますが、暑くなる前に山を下るべく即行ですがもり越へ下ります。さすがに空腹になったため、涼風吹くすがもり避難小屋で遅めの朝食を食べ、 9時前には大曲へ帰着できました。今回は盛夏にしては気温も低目で、朝露もない湿度が低い朝で、汗まみれでむさ苦しい盛夏の山行らしからぬすがすがしい朝を満喫できました。

山を下ってからは長者原でのんびりとくつろぎ、泉水山麓で色付き始めたヒゴタイを観賞してから帰路につきました。この夏の暑さは異常で、九州各地で最高気温が40℃を超える酷暑日が記録されています。 標高が2000mに満たない九重連山での盛夏の山行では、熱中症の危険があります。体力に応じたルート選択と、ご来光観賞など早朝に活動するなど時間帯を工夫し、事故のない山行を心がけたいものです。

【追伸】
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【盛夏の景色】(2026年07月31日撮影)

盛夏の青空と夏草濃い草原でルリ色に染まり始めた泉水山麓のヒゴタイ

Nikon Z50U NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR F11 1/160s ISO100 Ev-0.7

7月31日撮影


【夜明け前】

星生山北尾根の向こうに月が沈んでいきます。間もなく夜明けです。

【朝日注ぐ】

星生山に朝日が注ぎ、荘厳な朝の儀式の始まりです。

【泉水山】

すがもり越手前から望む泉水山にも朝日が注ぎ始めました。九重連山の盛夏の1日が始まります。

【大船山】

すがもり越から望む大船山。静かに開けゆく盛夏の朝です。

【すがもり越】

朝日が注ぐ前のすがもり越には涼風が吹き渡り、ひたすら爽快です。

【北千里ヶ浜の朝】

すがもり越から望む北千里ヶ浜東端に朝日が注ぎ始めました。

【北千里ヶ浜の朝】

三俣山西峰登山道から望む、朝日に染まる北千里ヶ浜方面。

【北千里ヶ浜の朝】

陽が昇り徐々に朝日の色が薄れ、昼の日に照らされた見慣れた景色が広がり始めました。

【盛夏の朝】

三俣山西峰で迎える盛夏の朝。朝露はなく乾燥したすがすがしい朝になりました。
陽が注いでも涼風が吹き渡り、依然として涼しい朝です。

【久住山方面】

W峰下の鞍部から望む久住山方面。山肌を覆うノリウツギが咲いていました。

【三俣山本峰】

盛夏の三俣山本峰山頂。盛夏にしては珍しく朝露がなく、彼方に望む由布岳もはっきり見渡せました。

【大鍋】

本峰から見下ろす大鍋の彼方には、由布岳へと続く山々の斜面にうっすらガスがかかっていました。

【ヒゴタイ】

泉水山麓のヒゴタイが徐々に色付いてきました。

【ヒゴタイ】

一部にはすでにルリ色に色付き、開花している花序もあります。



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