10月28日更新の情報】(再掲)


九重連山秋

10月27日の九重連山は曇のち晴。5時前の牧ノ戸峠の気温は4℃。山行前夜の21時頃に長者原着。午後から降り始めた雨も小康状態になっていましたが、夜半まで雨の予報のためか、 先週のように驚愕の混雑はしておらず、駐車場の車も少な目です。その後も一時雨が強まるものの、徐々に雨脚は弱くなっていきます。毎度のごとく温泉でポカポカに温まり、酩酊して爆睡。 夜半には月明かりが眩しくて一時目が覚めたものの再び爆睡し、目覚めるとすでに4時30分になっています。秋の行楽シーズンである10月から11月初旬の雪が降り始めるまで、 GWからミヤマキリシマのシーズン同様に九重連山周辺は観光客や登山客が怒濤のように押し寄せます。最大の問題は駐車場所の確保で、日の出前には現着しておかないと、駐車スペースを 確保するのに一苦労します。路肩から車道にはみ出して強引に駐車している車を見かけますが、是非とも自粛してもらいたいものです。

大急ぎで牧ノ戸峠へ移動した5時前、意外にも登山客の出足は遅く、駐車場はまだ閑散としています。駐車場所さえ確保すれば後は慌てることもなく、毎度のごとくのんびりと装備を確認し、 ガスが立ちこめ強烈な風が吹く中を入山したのはすでに5時30分前です。山頂付近の気温は2℃程度でしょうから、汗冷えしないよう発汗を抑えるためにスローペースで沓掛山を通過し、 ガスで視界が開けないまま淡々と歩きます。6時30分頃になり日の出の時刻を迎えても依然として薄暗いままで、予報では早朝から晴れるということでしたが、先週に続き見事にガスに 覆われ何とも悩ましい天気です。

しかしながらすでに紅葉のピークは先週過ぎており、染め残る紅葉の名残を楽しめればよいかなという程度で期待度もかなり低くなっていますので、切迫感はありません。(笑) ガスがかかったままであれば、池ノ小屋で朝食を食べて下ればよいだけであります。まあこれが通常の山行ペースなのですが、何しろ紅葉やミヤマキリシマのシーズンはそんなに 悠長に構えることも出来ず、天気やガスの状態に一喜一憂するのが人情というものです。それでも先週に比べるとガスが薄れる間隔は確実に短く、強烈な風が吹く御池の湖岸を通り池ノ小屋に 着いた7時30分頃には、時折雲間からは太陽の輪郭が望めるようになっています。

フリースを着込み防寒対策をしてのんびりと朝食を食べ、しばしガスの晴れ待ちです。8時を過ぎ、時折日が差すようになると間もなく一気にガスは切れ始めたので、池ノ小屋を発ち 中岳へ向かいます。池ノ小屋の外は相変わらず吹き飛ばされそうな強風が吹いていましたが、ガスが晴れ始めると若干風も弱まってきました。中岳と天狗ヶ城の稜線にある毎度の定点観測 ポイントで御池と久住山を撮影します。御池周辺は、草紅葉もガスでしっぽりと濡れて、ただの枯れ草になっており、早くも冬枯れの装いです。山頂では時折押し寄せるガスにブロッケンが 出現。強風と格闘しながらの撮影では、岩で足場を確保して強風対策をしてひたすらガスが来るのを待ちます。

しばし山頂でブロッケンとたわむれた後、天狗ヶ城を経由して山を下ります。9時を過ぎ再び山頂付近はガスに覆われましたが、さすがに牧ノ戸峠から久住山へのルートは、九重連山でも特異な 賑わいを見せるゴールデンルートだけあり、老若男女入り乱れて多数の登山客が押し寄せるようになっています。登路は混雑しており、沓掛山の通過に手間取ったため牧ノ戸峠へ帰着したのは 10時30分過ぎになっていました。当然駐車場は満車で、周囲の路肩にも多数の車が駐車しています。牧ノ戸峠周辺の染め残る紅葉が見事でしたが、一度駐車場から車を移動させてしまうと、 駐車する場所さえ見つからない状態です。長者原付近も同じ状況で、タデ原の散策も断念し帰路に着きました。





【名残】(2018年10月27日撮影)

早くも晩秋の気配漂う沓掛山に染め残る紅葉の名残
Nikon Z7 Nikkor Z 24-70mm F11 Auto -0.3EV ISO800




10月27日撮影

【落葉】

長者原から牧ノ戸峠付近にかけての県道11号(やまなみ道路)は、 まるで落葉を敷き詰めたかのようになっていました。沓掛山登路も 落葉の彩りも鮮やかです。入山する登山客が増えると踏みつけられて 哀れに・・。

【薄暗いまま】

間もなく日の出の時刻を迎えますが、依然としてガスがかかり続け 薄暗いままです。

【ガス晴れて】

池ノ小屋で朝食を食べて待機中の8時10分頃、 急激にガスが晴れ始め、中岳が望めるようになりました。

【御池】

池ノ小屋から出ると吹き飛ばされそうな強烈な風がふていました。 ガスが切れた池ノ小屋前からは、やっと御池が望めるようになっていました。

【御池と久住山】

毎度の定点撮影ポイントである天狗ヶ城と中岳の稜線にある岩場から 望む御池と久住山。早くも冬枯れの装いです。

【大船山を望む】

冬枯れの気配漂う中岳の向こうに、やっとガスが晴れて山頂付近が 姿を現した大船山を望む。上空の雲がすごい速さで流れていました。

【中岳山頂】

直前までガスがかかっていたため、山頂付近は閑散としていました。 晴れてはいても、強風が吹き抜ける山頂付近は、ひたすら寒いばかりです。

【ブロッケン】

風上に向かい岩で足場を確保してブロッケンの出現を待ちます。 出現するのはせいぜい5秒程度ですぐに消えますし、 ガスが濃すぎても薄すぎてもきれいに見えません。根比べですね。

【御池】

天狗ヶ城から望む御池。強風で波頭が立ち、吹き上げた飛沫が 周辺に飛散しています。その後もガスは断続的にかかり続けたようです。

【鍋谷上部】

鍋谷上部にあったのこりの紅葉。ガスが切れた沓掛山周辺も まだ紅葉の名残がありました。

【カラマツ】

落葉針葉樹のカラマツも黄葉し始めています。紅葉に比べると マイナーですが、黄色く色付くカラマツは見事です。 晴れた日の午後、猟師山付近のカラマツの黄葉は見応えがあります。

【染め残る】

沓掛山周辺では染め残る紅葉が見事です。牧ノ戸峠周辺の車窓から 望む紅葉がきれいだったのですが、一度駐車場を出てしまうと 駐車場所がなく、残念!



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