椿まつりの準備は1年かけて行います。県指定特別保護樹林のツバキを管理するために除草や消毒などは市から委託され、私たちの父親世代では自前で行ってきた作業も、担い手の高齢化と後継者不足で年々難しくなり、 今では外部の業者に委託しているのが現状です。そのような維持管理のための補助金の申請やイベント本体の助成金などの事務手続きも多く、2日間の開催とはいえ年間を通してかなりの手間がかかります。 もちろん無償のボランティアですけど。(涙) ということで、3月中はイベントの後処理に追われ、助成金の報告や次年度の助成金の申請等々、なにかと慌ただしく過ごしてきました。週末毎に打ち合わせや会場の掃除などなどに追われ、22日(土)・23日(日)の イベントが終わって一息ついた26日、満を持しての山行であります。 長者原から見上げる山にはガスがかかり、牧ノ戸峠はガスと強風が吹く始末。予報では晴れだったのに・・・。予報を信じて長者原へ下り待機するか、はたまた雨ヶ池までの散歩に変更するか悩ましいところです。 前回3月初めの山行では坊がツル北端のマンサクの古木が開花していましたので、そろそろ見納めかも?ということで、ここは潔く目的地を変更して、マンサクの花観賞に変更です。 吉部から坊がツルへのルートではあまりに単純なので、今回は久々に雨ヶ池から坊がツル北端の鳴子川西岸ルートに抜ける七曲へ下ることにします。雨ヶ池先のベンチの先に入り口があり、 久々のルートなので以前の記憶をたどりながら、テープを頼りに進みます。杉林の急斜面をつづら折りの七曲に下り、鳴子川西岸のルートと無事に合流します。テープがしっかり付いているので見落とさなければ 迷うことは無いと思いますが、メジャーなルートではないのでお気を付けください。 目的のマンサクはすでに花期が終わりかけているようで、遠目にはまだきれいに見えますが、近づくとしおれた花弁も目立つようになっています。一時は枯れかけて倒れてしまうのではないかと心配していましたが、 枯れ枝を伐採してもらい、樹勢も戻っています。来年もまたきれいな花を咲かせてくれることを期待するばかりです。
【追伸】
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春本番、坊がツル北端の古木のマンサクと彼方の平治岳
Nikon Z8 NIKKOR Z 24-120mm f4/S F11 1/250s ISO100
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