News!9月15日更新の最新情報】

前回更新の情報は次ページにあります。   九重町のホームページを一見下さい。

九重連山秋

9月13日の九重連山は曇のち雨。4時の長者原の気温は21℃。直前まで星空が広がっていたにもかかわらず、長者原に着いたときは山にガスがかかり始めています。先週は日の出の直前になってガスに巻かれ、 見事に撃沈したのですが、今回はすでに撃沈の予感が・・・。さて今回も少々出遅れたので、星生山か扇ヶ鼻あたりでご来光を観賞することになりそうです。星生山は混雑しそうなので、扇ヶ鼻かな〜 としばし悩んだものの、ひとまず牧ノ戸峠へ向かい4時30分に入山します。日の出まで約1時間30分弱、扇ヶ鼻なら間に合いそうです。

しかしながら沓掛山を過ぎても一向にガスが薄れる気配もなく、扇ヶ鼻分岐に着く頃には更に濃くなっていきます。このまま山頂へ向かってもガスと吹き付ける強風でずぶ濡れになりそうな気もしますし、 ご来光観賞は断念して、ひとまず池ノ小屋で朝食を食べて様子を見ることにします。星生崎を過ぎ久住分れも御池もガスガスで視界はなく、6時40分に着いた池ノ小屋もガスガスです。

持参したおにぎりとデザートの草大福で朝食を済ませ、しばし待機するも一向にガスが晴れる気配はなく、1時間余り待機した7時40分に池の小屋を発ち山を下ります。復路もガスに覆われたままで視界は開けず、 沓掛山まで下った9時頃にも依然として濃いガスの中です。早々に長者原へ下り、タデ原を散策することにします。

時折ガス雨が降るものの涼風が吹くタデ原は快適です。木道からは秋の花が観察できるのですが、風が強く花が揺れまくりで、しかも木道からの撮影となると被写体までが遠くてフォーカスが中々合いません。 ISO感度を上げてしのいだものの、確認するとブレまくっていたりフォーカスが甘かったりで何とも情けない結果に。(涙)

それでもマツムシソウやアケボノソウ、シラヒゲソウなどの秋の花を観察すことができたので、山行はガスガスで撃沈だったものの、収穫がないまま手ぶらで帰らずに済んだので、これで良しとしましょう。 長らく写真を展示させていただいているレストハウスやまなみにご挨拶をしてから、帰路につきます。今回も幸い午後からの雨には遭わずに帰宅することができました。

長々と続けてきたWebサイトもついに今回の更新で29周年を迎えました。29年前のインターネット黎明期に独自ドメインを取得し掲載を始めて早29周年。よくぞここまで続いたもです。 振り返れば実に感慨深いものがあります。最盛期には1日のアクセス数が3000を超える日もあったのですが、現在はほぼ100を超えるかどうかの瀬戸際です。むしろ崖っ淵ともいえる状態です。 情報取得の手段が、WebサイトからSNSやコミュニティサイトへと代わっていったことをまざまざと感じさせる現実です。

このWebサイトも今後どうするか近年ずっと悩んできたのですが、止めるに止められす、かといって毎日のアクセス数が100を切るような状況で続けていくのは時間の浪費でもあるような気もします。 私自身も情報発信のツールがX(旧Twitter)YouTubeInstagramに軸足を移していて、今後のことも決断しないといけなくなっています。 このWebサイトをどうすべきか、実に悩ましい日々が続いているのであります。

【追伸】
すでにお気づきとは思いますが、掲載中の画像はX(Twitter)へポストしている画像にリンクしています。全ての画像がリンクしているわけではありませんが、画像をクリックすると拡大しますので、精細な画像で確認できます。



長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!

山行中の画像をX(Twitter)ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan) にポストしています。
ほぼリアルタイムで九重連山の様子をお楽しみ頂けます。Webサイトには掲載していない情報もありますので、ぜひフォローしてください。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信しているWebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【X(Twitter)】
ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)

【Instagram】
ようこそ九重連山へ (kujyu_renzan)

【YouTube】
ようこそ九重連山へ

【ライブカメラサイト】
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
星生山北尾根(気象庁監視カメラ)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
おおいた防災情報ポータル(道路情報)

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




【写真展開催中】

長者原の「レストハウスやまなみ」内の「cafeきすみれ」でささやかながら写真展を開催しています。お近くにおいでの際はぜひご来店ください。

現在展示中の作品は、四季の九重連山の景観を撮影したもので、額装の手直しをしたリメーク作品や、昨年撮影した新作も数点展示しています。

会場を提供いただいているやまなみ観光株式会社様のご厚意に感謝いたします。

【Hightlighting JAPAN(政府広報)】

2024年5月17日に展示している作品の一部を入れ替えました。15年前に「Hightlighting JAPAN(政府広報)」に採用された画像も掲示しています。

Web上に掲載されたもので印刷物は一般には出回っていませんが、イメージ的にマット紙との相性が良さそうでしたので、そちらににプリントしてみました。

【テーマ:春から初夏へ】

2025年5月8日に入れ替えた作品は画像左から、ミヤマキリシマ咲く段原の朝、初夏の扇ヶ鼻、新緑に包まれた暮雨の滝、泉水山麓のキスミレ、大船林道の新緑の5点です。 4月下旬から6月下旬までの春から初夏の作品です。

1階に額装した作品を9点と、2階のレストランのスロープにお買い上げいただいた作品3点を展示しています。そちらも併せてご鑑賞ください。

9月13日撮影

【沓掛山第1展望台】

4時30分過ぎの沓掛山大展望台。ヘッドランプの明かりの向こうには吹き付けるガスと強風で揺れるススキと東屋が望めます。すでに撃沈の気配が濃厚です。

【池ノ小屋】

池ノ小屋もガスガス。冬季はもちろんですが、こんなガスガスの日は池ノ小屋が貴重なシェルターになります。

【朝食】

いつもの定番メニュー、ノンアルとおにぎり、デザートの草大福で朝食です。

【慰霊碑の丘】

帰路は池ノ小屋を出て慰霊碑の丘を経由して下ります。ガスガスで視界は全く開けません。

【沓掛山第1展望台】

9時過ぎの沓掛山第1展望台。依然としてガスが濃く、結局最後まで晴れることはありませんでした。(涙)

【アケボノソウ】

タデ原の木道脇に咲くアケボノソウ。強い風が吹き花がブレまくって撮影しにくいことこの上ありません。(汗)

【アケボノソウ】

絶妙な模様や作りは感動ものです。自然の造形は見事です。つい見とれてしまいます。

【マツムシソウ】

以前は沓掛山や雨ヶ池付近でもたくさんの花を見かけたのですが、最近は自生場所がずいぶん少なくなっているように感じます。近年の酷暑で植生が変化しているのかも知れません。

【マツムシソウ】

マツムシソウに飛来したハナアブ。何とも愛らしい!

【マツムシソウ】

飛来したハナアブは、マツムシソウの花粉にまみれながら、花から花へと飛び回っていました。

【シラヒゲソウ】

絶妙な花の作りに感心するばかりですが、開花直後はパーツがそろっているものの、花粉の入っている葯などはすぐに落下してしまいます。

【シラヒゲソウ】

開花からかなり経過して、すでに葯も落下しています。湿原の地面に生えているので、タデ原木道からの観察では距離があり観察が難しい花です。




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