News!7月6日更新の最新情報】

前回更新の情報は次ページにあります。   九重町のホームページを一見下さい。

九重連山夏

7月5日の九重連山は晴。5時30分の牧ノ戸峠の気温は19℃。大分県が記録的な早さで6月中に梅雨明けし、その後記録的な猛暑が続いています。連日のように全国の名だたる高温を記録した地域のニュースがあふれ、 大分県ですと日田市などが頻繁に登場しているところであります。下界の気温が35℃を超えると、九重連山でも必然的に気温が高くなるわけで、標高1000mの長者原付近でも最高気温が30℃近くに達する日もあります。 平地よりは気温が低いとはいえ、炎天下の山行は負担が大きく、熱中症に注意しなければなりません。

九重連山のゴールデンルートである牧ノ戸峠周辺は、ミヤマキリシマのシーズンが去っても依然として多くの登山客が押し寄せていて、現着した5時30分には、すでに下側の駐車場はほぼ満車。 路肩の駐車スペースにも駐車し始めています。駐車場所さえ確保できれば後はのんびり準備をして入山・・・といきたいところですが、なんせこの暑さですから早めに山行を済ませ、早々に山を下らないと暑さにやられそうです。 しかしながら、またしても油断をしてしまい、入山は6時になっています。

沓掛山第1展望台の東屋付近はガスに覆われて視界は開けません。心地良い風も吹き、このまま涼しい山行が楽しめそうな気配がありありなのですが、そこが落とし穴で、ガスが切れ盛夏の陽が容赦なく注ぐようになると、 確実に灼熱地獄と化します。のんびりのしていられないので先を急ぎ、扇ヶ鼻分岐付近を通過する頃には、一旦すっかりガスも切れ燦々と朝日が注ぐようになってきました。これは急がねば!

西千里ヶ浜を通過し、久住分れから御池・中岳方面へ向かいますが、扇ヶ鼻から星生山付近にかけて再びガスが押し寄せるようになってきたので、少々物足りなさはあるものの、雲海が押し寄せているのは間違いないようです。 急遽目的地を中岳から久住山へ変更し、一度戻ってから久住山頂を目指します。途中で目的地を変更しタイムロスしたため、7時50分に久住山頂着。入山から1時間50分もかかっています。おまけに着衣は汗でずぶ濡れ。 ヘロヘロになりつつ、やっと山頂に立つことができました。体力の衰えを実感するばかりです。(涙)

想定内のこととはいえ、久住山頂から望むと扇ヶ鼻から星生山にかけて断続的に雲海が押し寄せ、滝雲のように肥前ヶ城と久住山の間の谷に流れ落ちています。この景色が思いの他美しく長居をしてしまい、 うかつにも気づけばすでに9時を過ぎ、さすがの人気ルートだけあって久住山頂にも多くの登山者が押し寄せて来るようになります。何より、燦々と注ぐ盛夏の日は厳しく、その後の下りでは気温も上昇して、 炎天下を歩くことになり、徐々に気分が悪くなってくる始末・・・。

日陰を見つけては休憩して水分補給。再び歩いてはまた休憩というように、下りでこれほど苦労することになろうとは予想していませんでした。幸い足がつるなど顕著な熱中症の症状は出ませんでしたが、 山を下ってからスポーツドリンクで十分に水分補給をし、冷菓を食べて体温を下げ、何とか回復した後、早々に帰宅し冷水シャワーを浴び復活しました。分かっていることなのですが、盛夏に炎天下の山行は苦行以外の何ものでもありません。 朝駆けがベストですが、間に合わない場合は日陰のある吉部から坊がツルのルートや雨ヶ池ルートなど、コースを考慮することが必要です。久々に暑さにやられた山行となりました。

【追伸】
すでにお気づきとは思いますが、掲載中の画像はX(Twitter)へポストしている画像にリンクしています。全ての画像がリンクしているわけではありませんが、画像をクリックすると拡大しますので、精細な画像で確認できます。



長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!

山行中の画像をX(Twitter)ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan) にポストしています。
ほぼリアルタイムで九重連山の様子をお楽しみ頂けます。Webサイトには掲載していない情報もありますので、ぜひフォローしてください。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信しているWebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【X(Twitter)】
ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)

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ようこそ九重連山へ (kujyu_renzan)

【YouTube】
ようこそ九重連山へ

【ライブカメラサイト】
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
星生山北尾根(気象庁監視カメラ)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
おおいた防災情報ポータル(道路情報)

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




【写真展開催中】

長者原の「レストハウスやまなみ」内の「cafeきすみれ」でささやかながら写真展を開催しています。お近くにおいでの際はぜひご来店ください。

現在展示中の作品は、四季の九重連山の景観を撮影したもので、額装の手直しをしたリメーク作品や、昨年撮影した新作も数点展示しています。

会場を提供いただいているやまなみ観光株式会社様のご厚意に感謝いたします。

【Hightlighting JAPAN(政府広報)】

2024年5月17日に展示している作品の一部を入れ替えました。15年前に「Hightlighting JAPAN(政府広報)」に採用された画像も掲示しています。

Web上に掲載されたもので印刷物は一般には出回っていませんが、イメージ的にマット紙との相性が良さそうでしたので、そちらににプリントしてみました。

【テーマ:春から初夏へ】

2025年5月8日に入れ替えた作品は画像左から、ミヤマキリシマ咲く段原の朝、初夏の扇ヶ鼻、新緑に包まれた暮雨の滝、泉水山麓のキスミレ、大船林道の新緑の5点です。 4月下旬から6月下旬までの春から初夏の作品です。

1階に額装した作品を9点と、2階のレストランのスロープにお買い上げいただいた作品3点を展示しています。そちらも併せてご鑑賞ください。

7月5日撮影

【ガスガスの朝】

牧ノ戸峠はガスガス。6時に第1展望台に着くとガスに覆われ視界は開けません。涼しくて良いのですが、その後の酷暑に要注意です。

【西千里ヶ浜】

扇ヶ鼻分岐を過ぎると一旦すっかりガスも腫れて、心地よさを通り越して厳しい朝の日が注ぐようになりました。

【朝露を帯びて】

星生崎手前の草原は朝露を帯びて涼風が吹き渡り、厳しい夏の朝に一時の安らぎを感じます。

【西千里ヶ浜】

星生崎下から振り返る西千里ヶ浜。日が注ぎ始めると急激に気温が上昇し始めます。すでに暑い!

【久住分れ付近】

星生崎下から望む久住分れ方面。初めは御池から中岳方面へ向かいますが、雲海の流れから見て途中で久住山へ目的地を変更しました。

【久住山頂】

さすがの人気ルートではありますが、8時前にはまだ訪れる登山者も少なく閑散としていました。

【星生山】

良い具合に雲海が押し寄せ山頂付近にガスが絡み始めました。

【星生山】

こうなると思いの他の絶景が広がり、時間の経過を忘れてつい長居をしてしまいました。その後の下りは、悲惨なことになるとも知らず・・。

【星生山】

雲海が押し寄せガスが絡む星生山。日の出の時刻に間に合っていれば、更に絶景だったかも。残念です!




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