News!3月1日更新の最新情報】

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九重連山晩冬

2月28日の九重連山は晴のち曇。午前6時30分過ぎの飯田高原の気温は−4℃。週半ばの雨で飯田高原から見る九重連山の雪もすっかり減っています。2月も いよいよ終わり春3月を迎えますが、平地には菜の花が咲き始めていても飯田高原は依然として雨が降るか雪が降るかという微妙な気温の毎日です。それでもマンサクは 咲き始め、春の使者フクジュソウも晴天の日はうららかな日差しの中で花びらを広げています。

食傷気味の雪景色ではあっても、雪が消えていくとやはり寂しさを感じるもので、暖かな春を待ちわびつつも行く冬を惜しむという実に悩ましい季節の狭間であります。 雪が溶けると冬枯れの単調な景色が現れるわけで、山頂に向かわなくても晴天の森を散策するという選択もあります。お手軽な散策後は、飯田高原でマンサクやフクジュソウの 観察にいそしむという実にたわいもない理由で、吉部から入山したのはすでに7時前です。吉部付近ではすっかり雪が溶けて路面は霜柱が覆っていました。徐々に高度を上げて 暮雨の滝付近の晩冬の森では、溶けた雪が堅く凍り付き登路は一部がツルツルになっています。アイゼンが必要なほどではないものの、足下に注意しながら慎重に歩きます。

坊がツル北端に出ると暖かな日が注ぎ実に快適です。吹く風もどこか優しく、厳冬期の切れるような寒風が夢の中での出来事だったのかと思うほどです。快適な日差し の中を、坊がツル中央部に延びる道を歩き野営場に向かいます。野営場にはテントが一張り。野営客が同伴したと思われる犬が周囲をうろうろしていましたが、テントの 周囲に人は見えません。犬も心細そうに炊飯場に向かい水を飲んでまた戻っていきましたが、飼い主とはぐれたのかな〜と少しばかり心配になりました。

日当たりが良いためか、九重連山の自生種の中でも牧ノ戸峠あたりより早く咲き始める野営場周辺のマンサクは、まだ咲き始めていません。昨年の3月1日に 坊がツルを散策しているのですが、残雪ははるかに多いものの、すでにマンサクが咲き始めていたことを思えば、今年は遅れ気味です。野営場周囲を散策した後は、 法華院温泉山荘の談話室前でしばし至福の時を過ごします。晩冬の日は優しく暖かく、風を避ければ屋外の方が暖かさを実感できます。談話室前のテーブルを借りて スープやコーヒーを飲みながらしばし至福の時を過ごしました。

早くも10時前になったので法華院山荘を発ち吉部へと下ります。坊がツルのマンサクがまだ咲いていないということは、次のターゲットは長者原ビジターセンター前の 顎片が赤いマンサクです。この株は九重連山の自生種とは別種のようで、すでに2月中旬には咲き始めているのを確認している早咲きの株です。こちらはすでにほぼ満開で、 晴天の空に映える黄色い花を堪能しました。

飯田高原の貴重な自生種のフクジュソウも、先週掲載したとおりすでに咲き始めています。1週間前に比べ地面から頭を出したツボミが増え、次々に開花中です。 残念なことですが、フクジュソウは大分県のレッドデータブックに掲載されている絶滅危惧種です。 福寿草の名のとおり縁起の良い花とされ、生育場所が知られると盗掘に遭うことも多く、男池付近の散策途中で見つけた株が、すでに帰りには盗掘されていたということも 少なからずあります。ネットに掲載することもはばかられるものの、春の到来を感じさせてくれる花であることは事実で、このまま人知れず静かに生育し続けてくれることを 期待するばかりです。




12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

大分合同新聞11月6日(木)朝刊に法華院温泉山荘カレンダーの記事が掲載されました。

法華院温泉山荘の2015年カレンダーに画像を採用いただきました。2ヶ月が1枚になっており、表紙も 含めて7枚構成です。A3サイズのコンパクトなものですから、掲示もしやすそうです。申し訳ありませんが当サイトで販売の仲介はしていませんので、法華院温泉山荘にお問い合わせください。
法華院温泉山荘 Tel 090-4980-2810

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

四季のページに2013年山行記録バックナンバー(ダイジェスト版)を掲載しました。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

【ライブカメラサイト】
長者原「硫黄山ライブ中継」(レストハウスやまなみ提供)
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ中継(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス




2月28日撮影

【登路に残る雪】

徐々に高度を上げていくと登路や周囲の山肌に 残雪が目立つようになります。暮雨の滝付近では 堅く凍結した雪がしっかり残っていました。

【坊がツル北端】

うららかな日差しが注ぐ晩冬の坊がツル北端 に出ると、風も暖かく感じ、まるで春の雰囲気です。

【山の雪解け】

先週の飯田高原で降った雨は、法華院温泉山荘 付近では湿った雪だったそうです。それでも いよいよ3月を迎えようとしている今、九重連山も 雪解けが進んできました。

【野営場へ向かう】

坊がツル中央部に延びる道を野営場へ向かいます。 風も暖かく感じるものの、さすがに路面は完全に 凍結しています。

【坊がツル野営場】

飼い主にはぐれたのか、はたまたテントで 爆睡中なのか、心許なく野営場を歩き回る犬が いました。首輪を付け毛並みも綺麗な犬です。 心配だな〜。

【坊がツル木道】

日当たりの良い木道周辺の雪は完全に 消失しています。すでに早春の景色に なっていました。

【法華院温泉山荘】

静かに時間が流れている法華院温泉山荘 付近。山荘近くのテント場にはテントが 一張りありました。

【雪解けの森】

大船林道周囲の森も雪解けが進んでいます。 芽吹き前の森は日が注ぎ明るく爽快です。 気のせいか今年は表皮のはがれた木が少ない ようで、鹿の角研ぎや食害が減っているようです。

【マンサク】

長者原ビジターセンター前のマンサクは ほぼ満開です。

【マンサク】

顎片が赤いマンサクは、九重連山の自生種より 早めに開花します。自生種とは別の種なのか どうかは不明ですが・・・。

【フクジュソウ】

先週からさらにツボミが増えて、次々に開花 しています。貴重な自生種ですから、静かに 見守りたいところであります。

【フクジュソウ】

大分県では絶滅危惧種に指定 されている貴重な植物です。このまま人知れず 生育し続けてくれることを願うばかりです。




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