News!12月4日更新の最新情報】

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九重連山冬

12月3日の九重連山は晴。7時30分頃の牧ノ戸峠の気温は5℃。週末も所用が続き、久々の早朝からの山行にもかかわらず、自宅を発ったのはすでに5時過ぎです。 全く予定に拘束されないということは、これほど気楽で目覚めも自ずと遅くなるのかと呆れるやら感心するやら。(苦笑)日の出前の中津市耶馬渓町から玖珠町に かけて気温は−1℃。晴天の放射冷却で冷えたようです。長者原駐車場は秋の行楽シーズンがピークを過ぎ、登山客は少なめです。ところが、7時過ぎの牧ノ戸峠 駐車場は、当然というかやはり驚愕の人出で、すでに下側の駐車場は半数以上が埋まっており、次々と登山客が入山していきます。

玖珠町付近は氷点下の気温だったものの、牧ノ戸峠は意外に暖かで、ほぼ快晴の空の下8時を過ぎ登路に陽が注ぐようになると気温は急激に上昇し始めます。足下は凍結し、 登路脇には長さ5cmを超える霜柱が見られます。凍結して歩きやすい登路も、当然ですが気温が上昇する10時過ぎには溶けて泥濘地になることは間違いなく、 無雪であっても冬はスパッツが必需品です。久々の快晴、しかもダストが少なく澄んだ冬の空気に包まれ阿蘇から雲仙方面まではっきりと見渡せます。登路周囲に樹木が 少なく周囲の眺望を堪能できる牧ノ戸峠から久住山周辺へのルートは、四季を問わず驚愕の賑わいを見せる九重連山でも特異なルートで、澄んだ冬の空気の中で 絶景を楽しみながら歩けます。

凍結した登路は歩きやすく、順調に高度を上げていきます。すでに12月になっているにもかかわらず、陽が注ぐ登路はほぼ無風で思いの外暖かく汗ばむほどです。 毎度のことながら多くの登山客が久住山へ向かう中、中岳方面へ分岐すると急に静かになります。空池を過ぎ御池に着くと思いがけない光景が広がっていました。 何と御池が全面凍結しているのです。寒波も襲来しておらず、夜間の冷え込みもそれほど厳しかったとは思えないのですが、それでもさすがに12月ということでしょうか。 強い季節風で巻き上げられた湖水が凍り、周囲の木々に張り付いているわけでもなく、夜間の冷え込みで静かに凍ったのでしょう。ほぼ透明な氷の厚さは2cm程度で、 とても湖面を渡ることはできません。これから何度か解氷・凍結を繰り返しながら徐々に暑さを増していくのでしょうが、安心して湖面を渡ることができるようになるのは、 何度か寒波が襲来した後になりそうです。

氷の厚さは薄いものの、例年になく早期に湖面全体が完全凍結しているのも驚きです。中岳山頂に着いた9時過ぎ、依然として霞が少なく視界は良好です。中岳山頂も 微風が吹くものの陽が注ぎ暖かです。眼下の坊がツル野営場にはテントが数張り、周囲の眺望を楽しみながらしばし至福の時を過ごします。朝駆けの登山客が山を下り、 後続の登山客が山頂付近に登り着くようになる時間帯がお楽しみの時間です。10時を過ぎると山頂も登山客が増え始めますので、再び凍結した御池湖岸を迂回して 山を下りました。

10時を過ぎた復路は、当然ながら凍結した路面が溶けてドロドロの泥濘地と化しています。そんな登路をスニーカーで登ってくる登山客があまりに多いのも驚きですが、 なんとトナカイとサンタクロースのかぶり物を着用した登山客もいるほどで、毎度のことながら牧ノ戸峠から久住山へ向かう超人気ルートの賑わいには驚くばかりです。 12月になっても冷え込みが今一歩の今年、スキー場の雪作りも大変だったろうと思われるものの、12月3日には今シーズンの営業がスタートしています。長く厳しい 九重連山の冬は始まったばかりで、今冬は例年並みの冬になるということですので、雪に覆われた白銀の景色が楽しめる日を心待ちにしている今日この頃であります。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

【ライブカメラサイト】
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ中継(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




12月3日撮影

【三俣山方面】

沓掛山から望む三俣山方面。朝の日が注ぎ ほぼ無風の登路は意外に暖かです。

【霜柱】

登路は凍結し登路脇は5cmを超える霜柱が覆っています。 凍結した登路は実に歩きやすく快適ですが、これが溶けると ドロドロの泥濘地と化してしまいます。

【星生山】

扇ヶ鼻分岐から望む星生山。すでに日が注ぐようになって いましたが、足下の登路はまだ完全に凍結したままでした。

【三俣山】

久住分れから望む三俣山。三俣山の右肩には由布岳 の双耳峰が望めます。ダストが少なく透明度の高い 空気が、初冬の山を包んでいました。

【御池凍結】

御池に着くと完全凍結していました。この冬はまだ 寒波も襲来しておらず、夜間の冷え込みで静かに 凍ったのでしょう。12月ですので湖面の一部が 凍結するのは例年のことですが、氷は薄いものの 全面凍結はいつになく早めです。

【全面凍結】

初冬に全面凍結するのは、寒波が襲来後に湖面の水を 吹き上げて周囲の木々が氷でコーティングされたように 凍っていることが多いのです。静かに凍ったためでしょうか、 湖面の氷は透明でした。

【御池と久住山】

中岳と天狗ヶ城の稜線にある岩場から毎度の定点撮影。 完全凍結した御池湖面と冬枯れの久住山周辺の景色、 青い空が絶妙のバランスです。

【由布岳遠望】

ダストが少なく澄み渡る初冬の空気に覆われて、 由布岳も明瞭に見渡せました。

【御池周辺】

梵字塔の慰霊碑前から望む天狗ヶ城から 中岳にかけての御池周辺のパノラマ。

※画像をクリックすると拡大します。

【久住山】

梵字塔の慰霊碑前から望む久住山周辺の パノラマ。

※画像をクリックすると拡大します。

【沓掛山第1展望台】

沓掛山第1展望台にある東屋の屋根の補修が 済んでいました。銅製の避雷針も新品でピカピカ に光っています。

【青空】

高層の雲も薄れていく飛行機雲も、 一段と青く澄んだ初冬の空に映えます。 久々の晴天に恵まれた山行に感謝。




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