News!5月29日更新の最新情報】

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九重連山春

5月28日の九重連山は晴。4時過ぎ飯田高原の気温は14℃。前夜からの雨は朝4時30分頃に一時雨脚が強まり、その後小康状態になったものの6時を過ぎても 依然として降り続けています。しかもガスがかかる状態で、山行は断念した方が賢明かと思わせる天気です。雨中山行最大のネックは何よりカメラやレンズを濡らさ ないようにすることで、撮影時も含めて神経質にならざるをえません。6時30分過ぎ、雨は止んだものの、依然としてガスが視界を遮り、ガス雨が降っています。 気象庁の高解像度降水ナウキャストで確認したところ、西からの雲は一時的に切れています。 大急ぎで牧ノ戸峠へ移動し、再び降り始めた雨の隙間を縫い、結局8時過ぎに雨具を着用して入山しました。

晴天であれば、先週確認した平治岳や北大船山付近のミヤマキリシマの開花状況を確認したいところですが、雨具を着てガスがかかる中で平治岳を経由し北大船山 まで歩く気力はありません。(苦笑)予報では終日天気はぐずつくようなので、2週間前に確認した扇ヶ鼻付近の開花状況を確認に向かうことにしました。 今年は九重連山全体で虫害の発生が昨年より明らかに少なくなっています。大戸越付近も扇ヶ鼻も昨年とは比べものにならないほど虫害が少なく、良好な花が期待でき そうです。特に昨年深刻な虫害が発生していた扇ヶ鼻が、思いの外良好な状態というのも驚きです。注意深く観察すると確かにシャクトリムシは発生しています が、昨年より明らかに個体数が少ないのです。虫害がわずかであっても、ツボミが少な目なので大咲きすることはありませんが、葉やツボミを食い荒らされて枯れたように 見えないだけに見た目は随分よくなります。

願わくば、このまま虫害が広がらずに開花してほしいもので、期待を込めて西千里ヶ浜へ向かいます。西千里ヶ浜付近では昨年虫害が深刻でしたが、今年は現時点で 虫害の兆候は見られません。肥前ヶ城は植生保護のため現在立ち入りが規制されていますので精査はしていませんが、ほとんど虫害が見られません。 ただし、ここもツボミが少なく開花してもささやかな色付きになりそうです。西千里に咲く白いミヤマキリシマの株も、どの株がそれだったのか今のところ判別不能な 状態で、開花する直前にならないと判別できないようです。

9時30分を過ぎた星生崎付近でも一向にガスが切れず、再び雨が降り始める前に山を下るべく引き返し、早々に扇ヶ鼻へ向かいます。扇ヶ鼻は山頂付近を 扇の要にして、その名のとおり扇状の台地が広がっています。平治岳や北大船山のようにミヤマキリシマの株が密集しているという場所ではないものの、広範囲に ミヤマキリシマの株が散在しており、満開になると見応えがある場所です。扇ヶ鼻分岐から扇ヶ鼻へ向かう扇ヶ鼻東側斜面にはミヤマキリシマが密集しており、満開時には 楽しめる場所です。現状で虫害の発生は昨年より少なく、ツボミは良好です。開花が始まったところで、次週末にはかなり見応えがありそうです。

扇ヶ鼻全体では、ミヤマキリシマの株に虫害は少ないもののツボミが少なめなので、大咲きすることはないようです。それでも虫害を受けて茶色く変色し枯れたように 見えるよりも明らかに良好な見かけになるでしょうから、このまま開花してくれることを期待するばかりです。扇ヶ鼻付近ではイワカガミやベニドウダン、マイヅルソウなども 咲いており、ゆっくり観察したいところですが、何より天気が気になり、山頂で小休止の後早々に山を下り、11時過ぎに牧ノ戸峠へ帰着しました。雨が小康状態 の間に入山した登山客も多かったようで、牧ノ戸峠下側の駐車場は満車でした。地震後激減していた登山客が、徐々に復帰しているようです。

ところで、今年は笹の花があちらこちらに咲いています。先週の平治岳や坊がツル付近の登山道でも気づいたのですが、牧ノ戸峠から久住山へ向かう登路脇でも 同じように花が咲いている笹が多いのです。笹や竹の花は一定周期で咲き、花が咲いた後は枯れるといわれています。実際この花が咲いた笹が枯れるのかどうか ちょっとミステリアスな気もするわけで、興味をそそられますね〜。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

【ライブカメラサイト】
長者原「硫黄山ライブ中継」(レストハウスやまなみ提供)
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ中継(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス




5月28日撮影

【第1展望台】

8時過ぎの沓掛山第1展望台付近。うっすらガスがかかり、 周囲の眺望は望めません。ガス雨が降っていたので、久々に 雨具を着用して入山しました。

【ベニドウダン】

登路脇にはベニドウダンが開花し、鮮やかな色が 目を引きます。ミヤマキリシマもそうですが、 山に彩りが満ちる季節になっています。

【笹の花】

なぜか今年は笹が一斉に開花してます。笹や竹の花は 時々見かけますが、九重連山全体で申し合わせたように 咲くというのも不思議です。

【笹の花】

黄色いのが花です。花は花でも華やかさはありません。 それにしても珍しいものです。

【雨に濡れ】

登路脇の開花したミヤマキリシマは雨でしっぽり濡れ、 水滴を帯びて何とも瑞々しいものです。

【星生崎付近】

9時30分頃の星生崎付近。ガス雨は一段落しているものの、 依然として濃いガスに覆われていました。

【マイヅルソウ】

マイヅルソウも開花中。鶴が舞っているように見えるというのが 名称の由来らしいのですが、雨粒を帯びて何だかよく分かりません。(笑)

【扇ヶ鼻東側斜面】

扇ヶ鼻分岐から扇ヶ鼻の台地東側の斜面付近の ミヤマキリシマは虫害が少なく良好です。 すでに咲き始めています。

【イワカガミ】

扇ヶ鼻付近から西千里にかけてもイワカガミが 満開です。

【扇ヶ鼻】

これはツボミを多く付けている株です。扇ヶ鼻 全体では花芽は少なめですが、虫害が少なく良好です。

【ベニドウダン】

ガスがかかり週の眺望も開けませんので、登路脇の 水滴をまとった木々の花をひたすら撮影するのみです。 マクロレンズを持参していれば、もう少しおもしろい絵 になりそうですが、雨だったので全部車中へ置いてきました。(苦笑)




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