News!10月19日更新の最新情報】

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九重連山秋

10月18日の九重連山は晴。午前5時前の飯田高原の気温は3℃。飯田高原では台風通過後に晴天が続き、朝の気温も10℃に満たない日が続いています。気のせいか 山の紅葉も少しばかり色付きが加速したようで、長者原から見上げる指山や三俣山斜面に点在する赤く色づいたカエデやドウダンが目を引きます。しかしながら山頂付近の 紅葉は、先日の台風でかなり葉が痛んでいるという情報もあり、さらに今年の色付きは遅れているのか、はたまた色付きが良くないのか今ひとつ鮮明さが足りないという 情報もあります。いずれにしても実際に現地で確認してみないことには何とも言えません。

吉部登山口へと向かう飯田高原中央部の千町無田では、道路脇の草がヘッドランプにうっすらと白く浮かんでいます。どうやら霜が降りているようです。気温は3℃で無風、 星が望める晴天ですから霜が降りていても不思議ではありません。すでに先週末には初霜を確認しています。5時前に吉部登山口に着くと、思いの外車は少なく、紅葉時期 はミヤマキリシマの最盛期に比べ日の出の時刻も遅く気温が低くなっているためか、紅葉観賞の登山客の出足は遅いようです。

5時過ぎに入山、鳴子川沿いの登路を歩くと山にこだまする指笛のような動物の鳴き声が響きます。鹿のようです。ヘッドランプを森に当ててみると鹿がこちらを見ていれば 目が光るので確認できるのでしょうが、注意深く観察してもそれらしい光は見えません。まあ襲われるようなことはありませんから心配することはありませんが、至近距離に 大型の野生動物がいるというのは、少々不安を感じます。この鳴き声が鹿だということを知っているので、それほど心配することもないのですが、初めて聞いた人だと鳴き声 の大きさにビビルかも知れません。(笑)

ヘッドランプの明かりを頼りに淡々と歩いて、坊がツル北端に出たところで黎明の明かりで道も確認できるようになりヘッドランプを消灯します。昨夜の冷え込みで朝霧が 立ち昇る鳴子川を渡ると、坊がツルに延びるススキの登路は霜で真っ白です。坊がツル野営場には秋の野営を楽しむテントが多数設営されています。テントから出て炊飯場に 来た人に話を聞けば、昨夜はこの時期にしては冷えたということで、テントの外に出していた食器が凍っていたということです。それでも注意深く観察しても水たまりに 氷は確認できず、坊がツルで初氷が張ったのかどうかは不明です。

小休止の後、日の出の時刻を迎える6時30分前に野営場を発ち、大船山へ向かいます。この時刻になると、早朝出発のご来光観賞の朝駆け登山客に続く第2弾の野営客や 法華院温泉山荘の宿泊客が大船山に入山し始め、登路に登山客が増え始めます。大船山登路に入って間もなく、葉を落とした木々の向こうに望む三俣山山頂付近に朝日が 注ぎ始め、どうやら日の出を迎えたようです。薄暗い登路も徐々に明るくなり、段原に着いた7時30分頃には朝日も燦々と注ぎ気温が急上昇し始めます。ご来光観賞の 朝駆け登山客が山頂から下ってくる中、入れ替わるように紅葉観賞の登山客が大船山頂へと続きます。

山頂へ着いた8時頃、すでに山頂には多くの登山客がいましたが、どうやらご来光観賞を終えた朝駆け登山客のようで、御池へと下る気配がありません。御池に日が差すのを 待っているのかとも思いましたが、どうもそちらにはあまり関心を示さないようです。山頂から望む斜光線の御池は色付きは確認できるものの、斜光線では全体像が把握できず、 ひとまず湖岸へ下り日が当たり始めるのを待つことにします。

湖岸から確認した御池周辺のドウダンは、今一歩色付きが進んでいないように感じます。それでも来週末にはさらに色付くものと考えられますが、全体に台風禍のためか 葉の痛みがあり、ドウダンの葉は比較的良好とはいえ登路には青葉の落葉が目立ち、枝先で枯れ始めている葉もあります。色付いた葉のツヤも弱く、果たしてこのまま 順調に色付くものか、はたまたくすんだまま落葉するのか実に悩ましいところであります。段原付近はさらに遅く、大船山西斜面から鉢窪に向けて現れる紅葉の滝は順調 に色付きが進んでいるものの、ピークはこれからで来週にかけて期待したいところです。

御池の水量が例年より多めで、湖岸の撮影ポイントが限られています。それでも御池全体に日が注ぎ始める9時前までは、山頂からは声が聞こえてくるものの、御池へ下って くる人は少なく、ほぼ貸し切りです。湖岸の色づくドウダンが徐々に斜光線から順光に照らされ始めるようになると、紅葉の状況が確認できるようになって来ます。それを 待っていたかのように、急激に御池湖岸に人が増え始めた9時30分前に御池から山頂へと戻り、さらに増え始めた登山客との離合のため度々進路を譲りつつ段原へ下りました。

坊がツルからの登山客が次々に段原にやってくるようになり、登路の混雑も気が重いので北大船山から大戸越へと下ることにして、まずは北大船山の北側にできている小さな 池へ向かいます。出現した小池はこの時期にしては水量も多く、ススキが茂る湖岸から望む大船山と青空、もまた一興というものであります。大戸越から大船林道を経て 12時過ぎに吉部へ帰着した頃には気温も上昇し、有料駐車場にも多数の車が駐車し登山客の多さを伺わせます。それで、次週末も大船山に行くのかということでありますが、 実は次週末は毎秋恒例の友人との宴会山行であります。毎度のことながら、山行はおまけみたいなもので、鍋をおいしくいただく会というものでありまして、天気が良ければ 三俣山あたりに出没するかも知れません。




【お知らせ】
法華院温泉山荘の2015年カレンダーに画像を採用いただきました。A3サイズでコンパクトですが、 完成品は手前味噌ながらかなり出来映えが良かったりします。(笑)当サイトでは販売の仲介はしていませんので、直接法華院温泉山荘にお問い合わせください。
法華院温泉山荘 Tel 090-4980-2810

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

四季のページに2013年山行記録バックナンバー(ダイジェスト版)を掲載しました。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

【ライブカメラサイト】
長者原「硫黄山ライブ中継」(レストハウスやまなみ提供)
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ中継(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス




10月18日撮影

【霜降る坊がツル】

まだ明けやらぬ坊がツルに延びるススキの小径。 ススキの穂先も路面の草もうっすらと霜に覆われて いました。

【野営場】

日の出の時刻が近づき、テントから野営客が 這い出してくるようになりました。炊飯場で 野営客としばし情報交換して、小休止の後に 大船山へ取り付きました。

【晴天】

段原に着いた7時40分頃、日が当たるようになると 急激に体感気温が上昇します。上空には青空が広がり、 爽快な秋の喧噪の一日が始まりました。

【段原付近】

山頂下から望む段原付近。斜光線で少々 判別しにくいのですが、色付きは今一歩です。 今後の色付きに期待したいところですが、 果たしてどうなることか・・・。

【由布岳遠望】

山頂から望む米窪の向こうに望む由布岳。山頂東側 斜面の色付きも順調に進んでいますが、気のせいか 葉が少なくなっているような・・・。こんなもの だったかな〜、て感じです。

【御池全容】

山頂から望む御池はドウダンの株が多い湖岸東側 から南側が陰になっていて、いまいち良く見えません。

【御池湖岸】

湖岸に下り、東側斜面に日が当たり始めると 紅葉の進み具合が確認できるようになりました。 ピークまでもう少しかかりそうな状態です。

【御池の紅葉】

御池へ下ってくる人が急増する9時30分前に山頂へ 戻ります。振り返る御池は、まあそれなりに色付いて いました。

【祖母・傾方面】

山頂から望む雲海の向こうに浮かぶ祖母・傾方面。 山頂南側の色付きも控えめながら順調のようです。

【賑わう大船山頂】

9時30分を過ぎると山頂は急に混雑し始めます。 野営場や法華院温泉山荘の宿泊客に加えて、日の出の 頃に吉部から入山した登山客が山頂に 到着し始めたようです。

【北大船の小池】

この時期にしては水量が豊富な北大船山の北側に 出現した小さな池。大戸越へ下る登路脇に小池へ下る ルートを示すテープがあります。

【大戸越】

大船山へ向かう登山客は長者原や吉部だけではなく 男池からソババッケを経由してやって来ます。 経路が長くなりますが、御池周辺の黒岳原生林の 紅葉も楽しめるルートですね。この時期にも平治岳 へ向かう登山客も見られました。

【カエデ】

それでも順調に色付きが進むカエデの紅葉。 背景の青空に一段と映えています。

【法華院温泉山荘カレンダー】

社長いわく「売らなきゃいけない。」とのこと でしたので、売れ残りが出ないように、購入して あげてください。申し訳ありませんが、このサイトでは 販売の仲介等はしていません。購入に関しては、 法華院温泉山荘に直接問い合わせてください。
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