前回更新の情報は次ページにあります。
九重町のホームページを一見下さい。
|
|
何かと慌ただしく過ぎていく12月、週末は姪の結婚報告のため弟一家が関東から帰省し墓参するということで、ホストファミリーであります。自治会の役員会もあり、そろそろ来春3月の地域イベントである椿まつりの 実行委員会も本格稼働しなければなりません。週末にゆっくり山行できるのはもう少し先になりそうです。ということで、山頂付近にかかっていたガスもすっかり晴れた午後、14時30分に大曲から入山します。 うっすらと雪が残る登山道を慎重に歩いて硫黄山道路に合流し、足下に注意しながらすがもり越へ向かいます。毎度のことながら山行中はスマホの電波が届かない場所もありますし、朝駆けであれば陽が昇ると徐々に暖かくなり、 登山者も増えてくるので、あってはならないことですが、万が一不測の事態でも何とかなりそうです。しかしながら、夕景観賞では16時を過ぎると登山者もほとんどいなくなりますし、 盛夏ならいざ知らず気温が氷点下になる晩秋から初春の時期には最悪の場合生命に関わる事故になりかねません。 そんなリスクを抱えながらの山行になりますが、少々寒いのを耐えさえすれば朝夕の斜光線が作る影や、アーベントロート、モルゲンロートに染まる山はきれいです。昼間のトップライトでのっぺりした画とは比べるべくもありません。 毎年同じ時期に同じ場所で同じような景色を見続けてきたのですが、飽きませんね〜。(笑)毎回違う表情を見せてくれます。 ということで、すがもり避難小屋で時間調整し、まずは三俣山西峰の霧氷を観賞してから、今回の日没はすがもり越で迎えることにして西峰登路へ取り付き、16時に西峰山頂台地着。厳冬期には及びませんが、 麓から眺めていたとおり十分見応えのある霧氷が観賞できます。以前はひとまず時間調整も兼ねて本峰から南峰まで歩いてから戻ってくるところですが、最近とみに体力の低下が著しく、今回は西峰でしばらく絶景を観賞した後、 すがもり越へ下ることにします。 風を避けると思いのほか寒くはなく、それでもせわしなく西峰山頂付近を歩き回り星生山北尾根に日が沈んでいくことを確認した16時50分に山頂大地を発ち、すがもり越へ下ります。今シーズン初の本格的な霧氷は、 初冬の時期はまだ山頂付近でしか観察できません。厳しい寒波の襲来で全山で観察できるようになるにはもう少しかかりそうです。 初冬とはいえさすがにこの時刻になると登山者は誰もいないだろうと思っていたのですが、17時を過ぎて、すがもり越へ登ってくる男性がいました。12月最後の満月コールドムーンの夜景でも撮影するのでしょうか。 私も霧氷の着く山頂で粘って満月の夜景を撮影したいのはやまやまなのですが、体力も気力もついていきません。(苦笑) 予定どおりすがもり越から望む大船山の夕景を観賞してから、日が沈み急激にに気温が下がり始めた山を慎重に下り、18時過ぎに大曲着。気温は−5℃で、入山時から9℃も低下しています。 日没後は急激に気温が低下することを再確認し、冬の夕景観賞はやはりリスクが伴うことを改めて肝に銘じました。気をつけなければなりませんね。
【追伸】
長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!
2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し
環境省から感謝状を贈呈されました。
【X(Twitter)】 ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)
【Instagram】
【YouTube】
【ライブカメラサイト】
【降雨状況・道路規制状況】
【お役立ちサイト】 |
|
|