News!7月26日更新の最新情報】

前回更新の情報は次ページにあります。   九重町のホームページを一見下さい。

九重連山夏

7月21日の九重連山は曇時々雨。5時前の長者原の気温は21℃。先週の夏風邪の余韻というか、微妙に咳が続いていまして食事中などに咳き込むと哀れなことになります。その後発熱等はありませんので、 暑い夜も扇風機の風を直接当てないように工夫しつつしのいでいます。それにしてもこの夏もひたすら暑い日が続いていまして、連日最高気温が35℃を超えています。屋外作業は午前中の3時間程度で中止し、 午後はエアコンの効いた室内で過ごすのが日課です。

飯田高原に着いた5時前、夏至から1ヶ月以上が過ぎ日の出の時刻もずいぶん遅くなりました。この時刻でもまだ薄暗く、夜明けをどこで迎えるか悩ましいのが通常なのですが、何と山にはガスがかかっています。 前日までの予報でも、大気の状態が不安定ということで、雷雲の発生が心配されます。予報にも雷マークがついています。

雨はともかく、山で雷に遭うと恐怖しかなく、本当に生きた気がしないので、今回も安易に吉部から坊がツルのお手軽コースに決定して、5時過ぎに入山します。鳴子川を渡り東岸の大船林道をショートカットする 登山道に入ると間もなくヘッドランプを消灯します。

上空には雲が多めで、山にはガスがかかり朝日が注ぎ始める気配はないまま、坊がツル北端に架かる鳴子橋を渡り坊がツルに出ます。山には依然としてガスがかかり上空を覆う雲も切れそうにありません。 待つことしばし、大戸越の付近からわずかに日が差し始め、束の間一部に朝日が注いだのですが、残念ながらハンカイソウに日が注ぐことはありません。イメージ的には坊がツルに咲くハンカイソウに朝日が注ぎ、 朝露を帯びた周囲の草原がキラリと輝くというシナリオを用意していたのですが・・・・。撃沈とまではいきませんが、残念ながら沈です。(笑)

気を取り直して法華院温泉山荘へ向かうと、野営場手前付近で再び雲が切れ日が差してきます。色とりどりのテントが設営された野営場を通過し、2週前に再会を果たしているモウセンゴケに再度ご対面。 何とか今年も梅雨の雨をしのいで無事に生き残ってくれています。楽しみにしていた花は咲き終わったのでしょうか、すでにちぎれてしまっているようです。

法華院温泉山荘前のテーブルを借りて遅めの朝食を食べていると、雨雲アラームがピロピロ。耳を澄ますと雷鳴も聞こえています。長居をすると雨になりそうなので早々に切り上げて山を下ります。 この季節恒例の涼を呼ぶ暮雨の滝を撮影する予定でしたが、これもキャンセルし雷鳴が徐々に大きくなる中、大急ぎで山を下ります。鳴子川東岸の登山道を駆け下り、坊がツルに外来種を持ち込まないように 車両下部を洗浄する場所に出たところでついに雨が降り始めます。更にペースを上げ駐車場に急ぎ、本降りになる前に車に退避。かろうじて雨を避けることができました。

【追伸】
すでにお気づきとは思いますが、掲載中の画像はX(Twitter)へポストしている画像にリンクしています。全ての画像がリンクしているわけではありませんが、画像をクリックすると拡大しますので、精細な画像で確認できます。



長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!

山行中の画像をX(Twitter)ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan) にポストしています。ほぼリアルタイムで 九重連山の様子をお楽しみ頂けます。Webサイトには掲載していない情報もありますので、ぜひフォローしてください。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信しているWebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【X(Twitter)】
ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)

【YouTube】
ようこそ九重連山へ

【ライブカメラサイト】
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
星生山北尾根(気象庁監視カメラ)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
おおいた防災情報ポータル(道路情報)

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




【写真展開催中】

長者原の「レストハウスやまなみ」内の「cafeきすみれ」でささやかながら写真展を開催しています。お近くにおいでの際はぜひご来店ください。

現在展示中の作品は、四季の九重連山の景観を撮影したもので、額装の手直しをしたリメーク作品や、昨年撮影した新作も数点展示しています。

会場を提供いただいているやまなみ観光株式会社様のご厚意に感謝いたします。

【テーマ:初夏】

5月17日に展示している作品の一部を入れ替えました。15年前に「Hightlighting JAPAN(政府広報)」に採用された画像も掲示しています。

Web上に掲載されたもので印刷物は一般には出回っていませんが、イメージ的にマット紙との相性が良さそうでしたので、そちらににプリントしてみました。

【テーマ:初夏】

5月17日に入れ替えた作品は画像左から、三俣山の紅葉、初夏の三俣山、初夏の扇ヶ鼻の3点です。ミヤマキリシマのハイシーズンを迎え、 アプローチが容易で、初心者にもお手軽な三俣山と扇ヶ鼻の画像を中心に掲示しています。

1階に額装した作品を9点と、2階のレストランのスロープにお買い上げいただいた作品3点を展示しています。そちらも併せてご鑑賞ください。

7月21日撮影

【朝の坊がツル】

ハンカイソウ咲く朝の坊がツル。朝日が注ぐノを期待していたのですが、気長に待ち続けても残念ながら沈・・・。(涙)

【朝日さす】

大戸越から日が注ぐものの、ごく狭い範囲で残念ながらハンカイソウには日が当たらず。

【登山道】

あきらめて歩き始めるとごくわずかに朝日が注いできました。

【三俣山】

坊がツルから望む三俣山。山頂付近には濃いガスがかかり続けていました。

【坊がツル木道】

Nikon Z30 DX18mm(27mm相当)で撮影した画像です。光量が確保できればDXモードのZ30でも十分な画質です。

【坊がツル木道】(その2)

画像8枚からのマージで作成したパノラマ。周囲の歪みが大きい部分はトリミングしています。木道の歪みなど不自然な箇所もありますがこれは許容。

【モウセンゴケ】

元気に生長中のモウセンゴケ。花は咲き終わったのでしょうか?一部ちぎれたようなあともありますが・・。

【朝日注ぐ】

野営場から木道を過ぎて大岩まで来たところで、振り向くと大戸越から朝日が注いでいました。今更戻る気もなく、朝食のために法華院温泉山荘へ向かいます。

【光芒】

法華院温泉山荘で朝食中、一時雲が切れ雲間から光芒が伸びてきました。天使のハシゴですね。

【ヒゴタイ】

色づき始めた泉水山麓のヒゴタイ。順調に生長中です。

【ヒゴタイ】

寄生しているのはアブラムシでしょうか?黒いツブツブは産卵しているとか?食い荒らされずに育ってもらいたいです。




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