News!11月15日更新の最新情報】

前回更新の情報は次ページにあります。   九重町のホームページを一見下さい。

九重連山秋

11月14日の九重連は晴。14時の長者原の気温は14℃。大船山御池から段原付近や三俣山の大鍋・小鍋周辺の紅葉がピークを過ぎて、すでに山麓の長者原へと猛スピードで彩りが下って来ています。 山頂の紅葉は例年より10日程度は遅れたのでしょうか。これほど遅くなったことがあったのかどうか、調べてみないといけませんが、少なくとも記憶にはないほど希なことです。この夏は梅雨明けが特に早く、 異常な暑さが長く続きました。 そして急転直下で一気に秋が深まりました。近年夏が長くなり、残暑が厳しく、秋が短く突然冬になるという、季節の2分化が進んでいるように感じます。 まあ、何が原因にしろ、今年の紅葉が随分遅れたのは事実です。

まさかここまで紅葉のピークが遅れるとは想定外で、先週末は近年秋恒例の湯布院散策と創作フレンチを堪能していたのであります。金鱗湖周辺は夕方も多くの観光客があふれ、早朝は日の出前から大賑わい。 コロナ禍で一時激減していた近隣国からのお客様も復活し、湯の坪街道は大混雑です。 近年、とみに国と国の関係は微妙な緊張感が漂っているのではありますが、民間レベルでの交流はしっかりやっていただくことが大切だと思います。私は中々行く機会がなく交流できていませんが。(苦笑)

驚愕の喧噪がいやだ〜!ということで、この秋は扇ヶ鼻と星生山西斜面の紅葉観賞でお茶を濁していたところであります。麓の駐車場は満車、さらには登山口近くの路上駐車が年々酷くなるのを、 眉をひそめ苦々しく思っているわけで、そんな喧噪に巻き込まれることなく、これからはもっと余裕を持って九重連山を楽しみたいと思う悟りの境地に達した今日この頃であります。

そうは言っても、本当にピークを過ぎたのかどうかが気になって仕方がないというのが人情でありまして、のこのこと出かけてしまうというのが実にふがいない。(苦笑)表向きは夕景観賞ではありますが、 大鍋の紅葉が終わっているかどうか気になり、確かめておかないと気が済まないというのが実情です。ということで、まずは大鍋の様子がうかがえる三俣山本峰へと向かいます。

16時過ぎに本峰に着き、大鍋をのぞき込むと、やはりネットの情報どおり、北峰斜面は紅葉のピークを過ぎ枯れ葉色になっています。まだ少し名残があるようなので、光の当たり具合次第では それなりに観賞できるかも知れません。この時刻なると誰もいないだろうと思っていたのですが、よく見ると北峰山頂付近に1人いましたね。夕景をねらって撮影中のようです。 W峰からのぞむ南峰斜面のドウダンも、彼方に望む大船山段原付近のドウダンもすでにピークを過ぎ、九重連山の山頂付近では紅葉のピークは過ぎています。

W峰で小休止の後、夕景観賞に西峰山頂台地下にある三俣山ご来光観賞の定番スポットへ移動します。風を避けることができ、ご来光でも日没観賞のどちらでもお気に入りの場所です。山の陰が徐々に伸び、 大船山を覆っていく様子を確かめ、山頂付近に夕日が当たり終える前にすがもり越へ下ります。すがもり越で大船山が完全に日が当たらなくなるのを確認してから、大急ぎで山を下り18時過ぎに大曲へ帰着しました。 大曲の気温は4℃で、入山時から10℃も気温が低くなっています。晩秋から冬、そして浅春の夕景観賞では、日没後急激に気温が低下し始めることに注意しなければなりません。

【追伸】
すでにお気づきとは思いますが、掲載中の画像はX(Twitter)へポストしている画像にリンクしています。全ての画像がリンクしているわけではありませんが、画像をクリックすると拡大しますので、精細な画像で確認できます。



長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!

山行中の画像をX(Twitter)ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan) にポストしています。
ほぼリアルタイムで九重連山の様子をお楽しみ頂けます。Webサイトには掲載していない情報もありますので、ぜひフォローしてください。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信しているWebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【X(Twitter)】
ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)

【Instagram】
ようこそ九重連山へ (kujyu_renzan)

【YouTube】
ようこそ九重連山へ

【ライブカメラサイト】
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
星生山北尾根(気象庁監視カメラ)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
おおいた防災情報ポータル(道路情報)

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




【写真展開催中】

長者原の「レストハウスやまなみ」内の「cafeきすみれ」でささやかながら写真展を開催しています。お近くにおいでの際はぜひご来店ください。

現在展示中の作品は、四季の九重連山の景観を撮影したもので、額装の手直しをしたリメーク作品や、昨年撮影した新作も数点展示しています。

会場を提供いただいているやまなみ観光株式会社様のご厚意に感謝いたします。

【Hightlighting JAPAN(政府広報)】

2024年5月17日に展示している作品の一部を入れ替えました。15年前に「Hightlighting JAPAN(政府広報)」に採用された画像も掲示しています。

Web上に掲載されたもので印刷物は一般には出回っていませんが、イメージ的にマット紙との相性が良さそうでしたので、そちらににプリントしてみました。

【テーマ:春から初夏へ】

2025年5月8日に入れ替えた作品は画像左から、ミヤマキリシマ咲く段原の朝、初夏の扇ヶ鼻、新緑に包まれた暮雨の滝、泉水山麓のキスミレ、大船林道の新緑の5点です。 4月下旬から6月下旬までの春から初夏の作品です。

1階に額装した作品を9点と、2階のレストランのスロープにお買い上げいただいた作品3点を展示しています。そちらも併せてご鑑賞ください。

11月14日撮影

【泉水山方面】

すがもり越手前から望む泉水山方面。15時前になり、山を下る登山者が続々とやってきます。この時刻からは、入山する登山者はいません。 大曲の駐車スペースにはまだ多数の車が駐車していましたので、日帰り山行であれば、ほとんどの登山者がこの後下ってくるはずです。

【すがもり越】

15時頃のすがもり越から望む大船山方面。雲一つない空の下、紅葉のピークを終えた大船山に傾きゆく秋の陽が注いでいました。

【愛の鐘】

鐘の舌が補修されて復活していました。碑文は「大いなる 九重の山に若人の ゆめまもりてと 祈る鐘なる」のようです。

【すがもり避難小屋】

愛の鐘が復活したすがもり避難小屋。今日も多くの登山者が立ち寄ったことでしょう。いつ来ても実に快適な避難小屋です。

【三俣山本峰】

16時頃の三俣山本峰。彼方の大船山段原付近の紅葉もピークを過ぎているようです。

【大鍋と影三俣山】

徐々に陰りゆく大鍋の彼方、影三俣山が平治岳に伸びていきます。大鍋の北側、北峰斜面のドウダンはすでにピークを過ぎていました。

【南峰】

W峰から望む南峰。西斜面のドウダンもすでに紅葉のピークを過ぎています。

【西峰山頂台地】

ススキの穂が飛んでしまい、少々寂しげな西峰山頂台地。彼方の大船山に山陰が伸びていきます。

【傾く秋の陽】

三俣山山頂台地下の登山道から望む傾きゆく秋の陽。雲一つない少々単調すぎる夕暮れになりました。

【大船山残照】

すがもり越から望む暮れゆく大船山。大船山が風に包まれて日没を迎えるのを待ってから山を下りました。

【ひさしもみじ】

帰路の中津市深耶馬溪の「ひさしもみじ」が、ライトアップされていました。紅葉と新緑シーズンはライトアップされます。 このもみじは道路上に張り出すように枝を伸ばしていますので、撮影の際三脚の使用は気が引けます。ピークはもう少し先になりそうです。




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