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4時30分過ぎに牧ノ戸峠から入山する頃には、下側駐車場は満車で、周囲の路肩にも駐車する車が増えてきます。ミヤマキリシマや紅葉のシーズンならいざ知らず、8月末の晩夏ですらこの賑わいは驚異的です。 日の出まで1時間30分弱。この時刻からであれば扇ヶ鼻か星生山でご来光を迎えることができそうです。寄る年波にあらがいつつ、ゆっくりと歩いて沓掛山山頂から望むと、登山道には点々とヘッドランプの明かりが続いています。 牧ノ戸峠駐車場の賑わいは、ご来光観賞の登山者が多かったためでしょう。これは実に懸命な選択でありまして、今年のような厳しい残暑が続く年は、早朝に入山しご来光観賞後、すぐに下ってくれば厳しい暑さを避けて 快適な山行ができます。熱中症の危険も回避できるというものであります。 気温は低いものの、湿度が高く蒸し暑さを感じながらも、扇ヶ鼻分岐着。徐々に明るくな星生山山頂には先行する登山者のシルエットが見えます。確実に数名はいるようなので、混雑を避け扇ヶ鼻へ向かいます。 5時30分過ぎに扇ヶ鼻の山頂台地に到着。朝露に足下を濡らしながら扇ヶ鼻山頂に着くと、すでに先行した登山者がいます。 東の山際には薄く雲がかかるものの、5時55分に天狗ヶ城と中岳の間に静かにご来光。その後薄く広がる雲の中に吸い込まれていきます。山頂付近には徐々にガスが襲来し始め、時折周囲の景色がガスに覆われて見えなくなるほどです。 ガスは断続的にかかり続け、東の視界が開けると薄日が差し始めます。このシチュエーションはブロッケン出現の予感!待てど現れないので、朝食を食べながら待機します。 しばし出現するブロッケンは、ガスの濃さと日光の強さの微妙な加減により濃くなったり薄くなったりを繰り返しつつ、徐々に太陽が昇ってくると見えなくなってきます。気づけば7時30分を過ぎ、 山頂で2時間あまり太陽とブロッケンを待ち続けていたものの、これ以上時間下がるとガスが切れたら暑さにやられるのは確実です。ガスに覆われ心地よい山頂を発ち、時折ガスが切れて厳しい晩夏の日を浴びつつも、 9時前に牧ノ戸峠へ帰着しました。
【追伸】
長者原の「レストハウスやまなみ内のCafeきすみれ」にて写真展を開催中です。ぜひお立ち寄りください!
2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し
環境省から感謝状を贈呈されました。
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