News!6月28日更新の最新情報】

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九重連山夏

6月27日の九重連山は曇のち雨。5時頃の長者原の気温は14℃。梅雨の天気は実に不透明でありまして、天気予報がめまぐるしく雨から曇へ、曇から雨へと変化し、 一体この先半日の天気がどうなるのかすら迷う始末です。1時間先までであれば高解像度降水ナウキャスト で雨雲がかかりそうかどうかはおよそ判断できるのですが、それでも現地ではガスがかかっていて、ガス雨が降っているなんてことはよくあることです。前夜22時頃に 飯田高原に着いた頃は、翌日の午前は雨で、午後は曇り、夕方にかけて天気は回復するという予報でした。明けて27日、いつしか早朝は曇りで、9時以降は雨の予報 になっています。上空にはガスがかかりガス雨が降っています。

このガスで山頂付近はガスに覆われて視界も開けないままでしょうから、ひとまず雨の降る前に坊がツルまで往復することにして大曲へ移動したものの、濃いガスと 大粒のガス雨が降っていて、雨具を着用しないとずぶ濡れになりそうです。そもそもガス(霧)そのものが小粒の水滴ですから、その中にいるだけで濡れます。 最初はしっとり湿る程度ですが、風が吹いたりすると加速度的に着衣が濡れてきて、いつしかずぶ濡れになります。水滴を帯びた灌木の間を歩くと、あっという間に ずぶ濡れになります。単に雨具を着用すればよいだけなのですが、雨中山行と同じで着用すれば汗でずぶ濡れ、着用しなければ雨やガスでずぶ濡れという悩ましい 選択を迫られるのであります。(苦笑)

長者原に下り、長者原から入山して雨が池を経由するルートか、吉部から入山するかしばし思案しました。結局、この後の雨を考慮すれば吉部からの方が短時間で坊がツル まで往復できそうなので、吉部へ向かい、入山は7時過ぎになりました。鳴子川西岸の登路はクロボクの地面が雨を含んで滑りやすい状態でしたが、先行者が 一人しかいないようなので荒れておらず、ペースを落として慎重に歩けば苦労することはありません。入山してすぐの場所にある木の根の急登を抜けると、その後は 緩やかな傾斜の登路が続くだけですからお手軽です。木の葉が覆う登路で多少濡れましたが、雨具を着用したような不快感はなく、登路脇に咲くヤマアジサイを 見ながら快適に歩くこと1時間弱で坊がツル北端に出ます。

周囲の山には薄れては来たものの、依然ガスがかかっています。急に雨が降りそうな雰囲気もなく、心地よい梅雨の中休みは、のんびりと坊がツルの散策を楽しむ ことにしました。緑濃い坊がツルはイブキトラノオが風に揺れ、アザミの花が曇り空の下で一段と鮮やかに咲いています。しばし坊がツルの散策を堪能し、野営場に 着くと、閑散とした野営場にテントが一張り。炊飯場の近くで野営客が朝食中であります。すでに9時を過ぎていますが、雨の気配はなく、周囲の山にかかるガスも 薄れてきました。

坊がツル湿原はタデ原湿原とともにラムサール条約に登録され、貴重な生態系を維持する場所でもあります。モウセンゴケは西千里ヶ浜の湿地(池塘)にも群落が ありますが、坊がツルのモウセンゴケは西千里ヶ浜のものに比べ個体が大きめです。ただし、自生地の周囲は湿地で撮影には不向きです。三脚を使う場所もない 湿地なので、カメラの感度を上げて高速シャッターで手持ち撮影することになります。結局D810+105mmマクロでは手持ち撮影に挑戦したものの、 全てぶれてしまう始末で、究極のコンデジDSC−RX100M3で片手持ちの撮影になってしまいました。ということで、自生地のロケーションがあまりにも悪いので、 場所はヒミツです。(苦笑)

散策後は法華院温泉山荘の談話室でしばし至福の時を過ごします。閑散としていた法華院山荘付近にも、10時を過ぎると徐々に登山客がやってくるようになりました。 依然曇り空のままでしたが、周囲の山には再びガスがかかり始めています。鳴子川西岸の登路を足下に気をつけながら慎重に下り、吉部へ帰着した11時過ぎに 雨が降り始め、11時30分過ぎには道路に水たまりができるほどの本格的な雨になりました。梅雨の中休みとなった午前に、雨に遭うこともなく山行できたのは 幸いでした。28日は晴天になるという予報ですが、これまた天気予報はあてにならないもので、現地で判断して雨具持参で山行を楽しむしかないでしょう。 梅雨明け後の眩しいばかりの夏空が待ち遠しい今日この頃であります。




2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

大分合同新聞11月6日(木)朝刊に法華院温泉山荘カレンダーの記事が掲載されました。

法華院温泉山荘の2015年カレンダーに画像を採用いただきました。2ヶ月が1枚になっており、表紙も 含めて7枚構成です。A3サイズのコンパクトなものですから、掲示もしやすそうです。申し訳ありませんが当サイトで販売の仲介はしていませんので、法華院温泉山荘にお問い合わせください。
法華院温泉山荘 Tel 090-4980-2810

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

四季のページに2013年山行記録バックナンバー(ダイジェスト版)を掲載しました。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

【ライブカメラサイト】
長者原「硫黄山ライブ中継」(レストハウスやまなみ提供)
牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ中継(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス




6月20日撮影

【ヤマアジサイ】

梅雨時は平地も山もアジサイの花をあちらこちらで 見かけます。平地のアジサイに比べ慎ましやかな 花ですが、自然の中ではこれくらい控えめな花の方が 心地良く感じるものです。

【薄暗い登路】

曇り空の登路は頭上を木々の葉が濃く覆い、昼なお薄暗い 状態です。盛夏には心地よい日陰を作ってくれるます。 眩しい夏が待ち遠しい毎日です。

【坊がツル】

週の山にガスがかかり続ける8時過ぎの坊がツル。 雨ヶ池経由の登山客もやってくるようになりました。 急に雨になりそうな気配もなく、坊がツルをのんびり 散策することにしました。

【イビキトラノオ】

イブキトラノオという和名は、岐阜県と滋賀県の県境 にある伊吹山で発見され虎のしっぽに似た花穂をして いることに由来するそうです。

【アザミ】

坊がツルの中央に伸びる登路脇に咲くアザミ。 ヒョウモンチョウやアサギマダラが群れると 絶好の被写体になるのですが、チョウは飛ん でいません。残念!

【梅雨の坊がツル】

梅雨の中休み、坊がツルを渡る風に揺れる イブキトラノオとアザミのコラボレーション も一興です。しばし見とれてしまいました。

【坊がツル野営場】

閑散とした坊がツル野営場。梅雨時はさすがに 野営客はいないと思ったものの、そこはやはり 年中野営客が訪れる坊がツルのことです。 炊飯場側にテントが一張りありました。

【モウセンゴケ】

モウセンゴケはレッドデータブックおおいた2011 で県内では準絶滅危惧種に指定されている貴重な種です。

【マクロ】

足場が悪く、撮影は困難を極めます。三脚も使えないので D810+105mmマクロでは、この程度写すのが限界でした。 葉の表面にある粘液を出す腺毛に付く水滴をアップで写せる とおもしろかったのでしょうが、残念!

【坊がツル木道】

イブキトラノオが揺れる坊がツル木道周辺は、草も濃く 梅雨の雨を集めて瀬音も心地良く聞こえます。

【法華院温泉山荘】

ゆっくりと時間が流れる法華院温泉山荘。ミヤマキリシマシーズンの の驚愕の喧噪が信じられないほど静かです。雨は降っていませんが、 ベンチが濡れたままでしたので、談話室を借りてしばし 至福の時を楽しみました。




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