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九重連山夏

8月19日の九重連山は晴。4時頃の長者原の気温は18℃。8月も後半に入ったものの、例によって山行前日夕方には飯田高原へ着き、温泉に浸かり酩酊して爆睡という、 いつものパターンを繰り返すのであります。目覚めた20日朝4時頃、いつしか高原は秋の空気に包まれ、肌寒さを感じます。上空には薄雲がかかるものの月も垣間見え、 どうやら晴天のようです。のんびりと準備をして久々にすがもり越で夜明けを迎えるべく、5時前に大曲から入山です。

この時期、晴天の朝は朝露が深く、牧ノ戸峠から久住山や中岳周辺であれば、登山道も草に覆われている場所がないため、朝露に濡れることもありませんが、三俣山では 登路がほぼ全域にわたり笹やカヤなどに覆われており、雨具を着用しなければずぶ濡れになります。スパッツでも一時的に雨の浸入は防止できますが、結局シューズの 中まで濡れてしまいます。少々暑くなることは覚悟の上で、まめに雨具のパンツを着脱し朝露対策をすることをお勧めします。当然ながら、トレッキングシューズは ゴアテックスなどで防水対策をしていますので、シューズの中が濡れてしまうと簡単には乾きません。山行中終始不快な思いをしなければなりませんから、晴天の朝は特に 雨具の着用が不可欠です。

そんなことで、大曲から硫黄山道路に合流して雨具を脱ぎ小休止し、すがもり越に向かう5時30尾分頃、周囲の山頂に朝日が注ぎ始めます。すがもり越は約30分ほど 遅れて朝日が注ぎ始めるので、慌てずにのんびり歩いてすがもり避難小屋前で待機します。すがもり避難小屋の屋根に朝日が注ぎ始めたのが6時頃で、山陰にあるすがもり越も その後急激に明るくなります。それにしても、この爽快な朝の儀式を終えた直後のすがもり避難小屋は快適です。涼やかな高原の風が吹き渡り、眩しい朝日が赤みを帯びた 光から徐々に色温度が上昇し昼間の色に変わっていく様子を眺めていると、このまますがもり小屋で静かに過ごすのも良いかも・・・などと思うのでありますが、 そこは意を決して再び雨具を着用し、三俣山西峰登路に取り付きます。

日が注ぎ始めると急に暑さを感じ始めるのもいつものとおりで、雨具を着用しているので発汗が少なくなるようにペースを落としゆっくり登りますが、西峰に着いた頃には すでに汗だくであります。(苦笑)それでも、シューズの中に朝露が浸入することを思えばまだ快適で、登路脇に咲くママコナやノリウツギなどを観賞しつつ、たっぷりの 朝露で腰回りを冷却しながら本峰へ向かいます。しかしながら、雨具を着用したことで朝露には濡れずにすんだものの、汗が流れソックスが徐々に湿ってくる微妙な感触が 伝わってきます。こうなると朝露に濡れるのが良いか、はたまた汗に濡れるのが良いかという、二律背反というか最強の矛と最強の盾のいずれをとるかという究極の選択を 迫られます。

晩夏の山頂で、何とも哲学的な課題に直面し、三俣山本峰でしばし悩み、結局南峰へは行かずW峰に移動し、再び悩んだのでありますが、その頃には山頂をわたる涼風で すっかり汗も引いていました。(笑)山頂で遅めの朝食を食べながら1時間少々過ごし、その間にも後続の登山客の足下に注目してみると、例外なくズボンもシューズも ずぶ濡れで山頂へやって来ています。晴天の朝は朝露に濡れるという経験則がないのか、はたまた雨具を持参していないのか、まさか朝露で濡れることを選択したのかは 不明ですが、これで足下が不快でないはずはなく、やはり雨具を着用するのが正解のようです。そもそもこんなことで悩んでいる方が切ないことで、気を取り直し 爽快な晩夏の朝を満喫したのであります。(笑)

登路脇にはススキが穂を広げ、ノリウツギやママコナ、フクオウソウやアキノキリンソウも咲いています。リンドウも順調に生長中で、1ヶ月後には花が楽しめそうです。 晩夏から初秋の花を観賞しつつ山を下り、11時前にタデ原へ移動します。気温は25℃と十分快適なはずですが、それは日陰のことでありまして、日が注ぐタデ原は暑く 木道を歩くと汗が流れてきます。木道にあるわずかばかりの木陰でしばし涼みつつ1時間あまり散策してから飯田高原を発ち帰路につきました。8月も後半になり、高原には 早くも秋の気配が感じられるようになりました。週末は涼を求める観光客で少々混雑しますが、何も山に登らなくても爽快なタデ原の散策を楽しみにぜひお越しください。

山行中にはTwitterようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan) に投稿していますので、ぜひフォローしてください。 また、Facebookにハチに関する注意喚起の投稿がありましたので お知らせしておきます。



2015年3月28日長者原ビジターセンター展示改修に際し 環境省から感謝状を贈呈されました。

2014年12月13日OBSテレビ「かぼすタイム」でWebサイトが紹介されました。

九重町観光協会が配信している WebマガジンここのえNo.66(2013年6月号)でご紹介いただきました。 Webマガジンの配信登録九重町観光協会のサイトからお願いします。

サイトに掲載した画像の利用については、Photo Gallaryをご覧のうえ、お問い合わせください。



【Twitter】
ようこそ九重連山へ (@kujyu_renzan)

【ピンポイント天気予報】
長者原(ウエザーニュース提供)
大船山(ウエザーニュース提供)

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牧ノ戸峠の道路状況
くじゅうの空(三俣山上空)ライブカメラ
三愛レストハウスライブ画像(南小国町提供)

【降雨状況・道路規制状況】
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
大分県道路規制情報サービス

【お役立ちサイト】
くじゅうファンクラブ




8月8日撮影

【明けゆくすがもり越】

午前6時、すがもり越に少々遅めの朝が訪れました。 朝日が注ぎ始めると山陰にあるすがもり越も急に明るくなってきます。

【すがもり避難小屋】

朝のすがもり避難小屋は高原を渡る涼風が吹き込み、実に快適です。 このままここで朝食タイムにするか、三俣山に向かうか悩ましいところです。

【初秋の気配】

日が高くなり明るさを増す三俣山登路にはススキが穂を出し、 早くも初秋の雰囲気が漂っていました。

【ノリウツギ】

W峰斜面はノリウツギの白い花が覆っています。この夏はノリウツギの花も 少な目のようで、山肌全体が白っぽく染まっていません。

【由布岳遠望】

三俣山本峰から望む由布岳。上空にはわずかに雲が広がりますが、 視界も良く、由布岳の双耳の山頂が望めました。

【ママコナ】

登路脇に多少控えめに咲くママコナですが、この色は目立ちます。

【アキノキリンソウ】

三俣山本峰山頂付近で咲き始めているアキノキリンソウ。高原では すでに初秋の花も見られるようになっていました。

【フクオウソウ】

全身が毛むくじゃらのフクオウソウ。登路脇に咲き始めると晩夏を実感します。

【炎天下は暑し!】

8月後半になって、山ではすでにススキが穂を広げてはいますが、 依然として炎天下を歩くのは暑いものです。今しばらく早朝の 山行がお勧めです。

【アキアカネ】

すがもり越付近にも大量のアキアカネが涼を求めて飛来していました。 まだ真っ赤に染まってはいません。赤とんぼにはいつ変身するのでしょう?

【ヒゴタイ】

タデ原のヒゴタイが花を咲かせ始めています。花が咲き始めると 花弁が伸び花序が2倍近く大きく見えるようになります。 やはり花が咲く前の方が可愛く見えますね。

【ヒゴタイ】

なぜかヒゴタイにはアキアカネが羽を休めています。 これもヒゴタイの不思議。ヒゴタイとアキアカネは絶妙のペアですね。




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