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【3月6日】雪景色の雨が池
3月6日の九重連山は雪。午前10時頃の長者原付近の気温は0℃。3月になり、いよいよ早春迎えることとなりますが、
今日は一転して冬に逆戻りです。長者原は雪が舞うものの、時折三俣山も望める状態です。長者原付近の積雪も思いの外
少ないのですが、駐車場には車も少なく、入山する人もわずかで、たで原木道には先行者の足跡もありません。
坊がツルを目指し、雨が池を越えます。木々の枝が風にあおられて唸りをあげてはいましたが、登路の風は比較的弱いの
です。荒れ模様の天候の時は、樹木がなく吹きさらしのすがもり越よりも、雨が池を経由する方がはるかに楽です。 |
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【3月13日】牧ノ戸峠のマンサク
3月13日の九重連山は快晴。14時頃の長者原付近の気温は10℃。このところ季節がめまぐるしく冬と春の間で
揺れています。14時に牧ノ戸峠から入山。登路は大変ぬかるんでおり、くるぶし付近まで埋もれます。沓掛山から
扇が鼻にかけては、多くの登山者がロープを張っている外の枝道を歩いており、しばらくこの状態が続くと、枝道が
広がり植物が踏み枯れてしまいそうです。 |
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【3月20日】三俣山南峰から望む坊がツルの野焼き
3月20日の九重連山は曇。午前9時前の長者原付近の気温は5℃。曇り空のためか少々寒さを覚える天候です。本日は
九重連山に春を告げる坊がツルの野焼きが行われます。すでにご存じのとおり、九州屈指の高層湿原である坊がツルの植生は
人工的な野焼きで保たれてきました。ここ坊がツルでも長らく放牧が営まれ、牧草を確保するために野焼きが行われ、自然と
人間が共生してきたわけですね。坊がツルで放牧が行われなくなり、野焼きも途絶えていましたが、2001年に復活
しました。 |
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【3月28日】平治岳山頂での開山際
3月28日の九重連山は快晴。午前8時過ぎの飯田高原の気温は5℃。今日は法華院温泉山荘の主催で4年前から始まり、
春の恒例行事として定着した感のある開山祭です。午前8時過ぎに吉部から入山、鳴子川沿いの大船林道をショートカット
する近道を経由して、大船林道4号集木路から平治岳北登路を山頂へ向かいます。 |
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【4月3日】三俣山のマンサク
4月3日の九重連山は薄曇。このところすっかり暖かくなり、気軽な春の山行です。マンサクが山肌を黄色く染める
ほど咲いている指山から三俣山北斜面を経由し北峰へ向かいます。現在、指山から三俣山北斜面ではマンサクが満開です。 |
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【4月10日】春の息吹(法華院山荘裏にて)
4月10日の九重連山は晴。平地では、新緑のシーズンを迎えようとしていますが、九重連山ではこれから芽吹きが
始まるところです。星生山直登ルートを経て山頂へ向かいます。山頂付近の稜線を渡る風は春を感じさせ、汗ばんだ
体に心地良く感じます。 |
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【4月17日】水温む
4月17日の九重連山は晴。午前9時頃の飯田高原の気温は18℃。暖かというより、暑さを感じます。吉部から
鳴子川沿いの登路を坊がツルへ向かいます。冬から目覚めた春が、このところの陽気で一気に動き始めたようで、
周囲は木々の芽吹きと新緑の息吹に包まれています。鳴子川の水も温んできて、瀬音も心地よく聞こえてきます。
登路脇には、様々な花がひっそりと咲いています。平地の菜の花やレンゲのような派手さはありませんが、思わず
足を止めて見入ってしまうほど可憐な花々です。 |
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【4月24日】輝く木々の新緑
4月24日の九重連山は晴。木々は芽吹き、九重連山にも遅ればせながら春の息吹を実感する景色が広がり始めています。
長者原から雨が池を経由し、三俣山の各山頂付近を歩いてきました。長者原から雨が池へは、幼い黄緑色の葉が木々の
枝に広がり、春の陽を浴びて輝いており、新緑の柔らかな優しさを感じます。 |
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【5月1日】前岳のシャクナゲ
5月1日の九重連山は曇りのち晴。黒岳方面のシャクナゲを確認してきました。男池駐車場発で、白水鉱泉から前岳を
経て高塚山へ向かい、風穴から男池へ戻るルートで、シャクナゲの時期と紅葉シーズン限定のおすすめルートですね。 |
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【5月8日】指山のミヤマキリシマ
5月8日の九重連山は晴のち曇。今回は三俣山周辺のシャクナゲの様子を確認すべく、指山から三俣山大鍋経由で
南峰へ向かいました。普段は比較的静かなこのルートも、シャクナゲのシーズンとあって登山者も多めです。
指山斜面から三俣山北峰付近の登路脇にはシャクナゲの花が点在して咲いています。ツボミも多く、まだしばらくは
花が楽しめそうです。手軽にシャクナゲの花を観賞でき、山頂付近の景色も良い指山から三俣山のコースは、この
時期のおすすめコースなのであります。下りのコースもバリエーションにも富んでおり、飽きない山行が楽しめそうです。 |
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【5月14日】大船山のイワカガミ
5月14日の九重連山は晴。平治岳と大船山方面のミヤマキリシマの開花状況を確認してきました。平治岳や北大船山
周辺のピークはおおむね例年並みで、6月の上旬頃と推測されます。あと3週間程度はかかりそうです。6月6の山開き
の頃にはきれいな花が楽しめそうです。しかし、何しろ自然は気まぐれです。天候次第では前後することもあると思います。 |
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【5月22日】平治岳南斜面から望む三俣山
5月22日の九重連山は曇。鳴子川に沿って大船林道をショートカットし、平治岳北登路から山頂へ向かいます。
時折薄日が差す登路を黙々と歩き、途中ほとんど撮影もしなかったため、平治岳山頂まで1時間30分で到着しました。
山頂付近は次々と登山者が訪れています。山頂西側斜面の虫害はひどく、茶色く変色した株がほとんどです。虫害を
受けていない株も、花芽は少ない状態です。一方、平治岳南側のピークの大戸越からの斜面では、こちらも花芽は
少ないものの、上部はほとんど虫害がなく良好な花が楽しめます。山頂付近より南斜面の方が花は早めで、満開に
近い株も一部にありますが、ピークは、ほぼ1週間から2週間後というところでしょう。 |
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