2004年 夏

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2004年6月

【6月1日】北大船山から望む段原の向こうの大船山頂

6月1日の九重連山は晴。朝からほぼ快晴に近い晴天で、梅雨も一休みです。午前9時過ぎには吉部の大船林道入り口 には、すでに多くの車が駐車しており駐車スペースを探すのに少々苦労しました。ほとんどが県外ナンバーです。 大船林道の近道を抜け、大船山に向かいます。
ミヤマキリシマは段原付近では虫害はあるものの、比較的良好な花を付けています。北大船山付近ではほぼ全滅の状態 ですが、ツボミもかなり残っています。山開きの6月6日頃にはほぼ満開になりそうです。大戸越から平治岳へと向かうと、 大戸越付近ではすでに花のピークを過ぎた株が目立ちます。平治岳南峰の中腹から上は、ほぼ満開か満開を少々過ぎている 状態です。平治岳山頂付近は、虫害でほとんど花はありません。
ミヤマキリシマは従来隔年に花が多い年(表年)と、少ない年(裏年)がありました。最近では虫害で、それすら分から なくなってはいますが、それはそれで、結構毎年楽しめたものです。ミヤマキリシマを食う異常発生したシャクトリムシも、 いずれ天敵が自然に淘汰し、食物連鎖の中で適切な個体数に落ち着くのでしょう。焦らず気長にそんな自然のリズムに 任せるのも悪くない気がします。

【6月5日】賑わう涌蓋山頂

6月5日の九重連山は晴。飯田高原では晴れ間が広がっていますが、九重連山は山頂付近に雲海のようにガスがかかる 天候です。三俣山付近のミヤマキリシマが気になるところですが、指山がかろうじて望めるだけです。周囲を見回すと 西のはずれの涌蓋山は全くガスもかかっておらず、湯坪から山頂まで往復してきました。
山頂付近は広い草原で、周囲を遮るものがない大パノラマの光景は毎度のことながらさすがです。正午前にかけて次々と 数名連れの登山者が訪れ、山頂付近は大盛況です。雲がかかる九重連山周辺は雲海の一部となり、上空に広がる青空 と真っ白な雲のコントラストを楽しみ、明日の山開きに備え早々に山を下りました。

【6月6日】ガスかかる段原

6月6日の朝は小雨がぱらつくあいにくの天候です。午前6時過ぎ、吉部付近の大船林道には、すでにかなりの 人が訪れています。時折薄日も差すのですが、断続的に小雨も降り、不安定な天候です。かなり早い時点で山頂祭の 中止が決定していたらしく、それでも坊がツルには多くのテントが張られ、登山者があふれています。
段原付近は濃いガスに覆われ、視界も開けません。山頂祭は中止という情報を始めて聞いたほとんどの登山者は、段原 付近から折り返して下っていきます。しばらく待機しましたが、束の間ガスが晴れるものの、大船山頂は望めません。 北大船山付近のミヤマキリシマは、先週の晴天のためか、思っていたより開花が進み、満開を少々過ぎている株がかなり 多くなっています。いよいよ九重連山も初夏を迎えました。坊がツルに並ぶテントの向こうに広がる青空と緑が一段と 濃さを増した山々を見るにつけ、その実感がわいてきます。しかしながら、梅雨明けまでは天候次第で山行も不定期に なりそうで、こればかりは致し方のないことかと考える次第です。

【6月12日】段原の向こうに望む大船山頂

6月12日の九重連山は曇。台風も通過したところですが、少々雲が多めの天候です。坊がツルで 九重の四季の木下氏と合流。しばし情報交換をした後、 氏はオオヤマレンゲの撮影に大戸越方面へ向かいました。私はゆっくりと大船山頂までの往復です。
段原から北大船山付近のミヤマキリシマはピークを過ぎてはいますが、まだきれいな花を咲かせている株もかなりあります。 株や場所により開花時期に差がありますので、花期はもう少し続きそうです。段原周辺でも点々ときれいな花を付けている 株も目立ちましたが、やはり花は満開になる前の少々ツボミが残っている頃が最もきれいで、満開を過ぎると、枯れた花が 目立つようになります。遠目にはきれいに見えますので、今しばらく楽しめそうです。 正午頃の大船山頂は多くの登山者が訪れ、大盛況です。景色は少々霞んではいましたが、先週のガスに覆われた 状態とは大違いで、周囲の眺望をゆっくりと堪能し、坊がツルへ下りました。

【6月20日】(番外編)夏草揺れる由布岳山麓

6月20日、昨夜来徐々に台風6号の影響が出始めていましたが、自宅付近では早朝から晴天です。横断道路沿いの 由布南登山口(正面登山口)付近には、さすがに今日は登山者も少なく、数台が駐車しているのみです。 見上げる由布岳の山頂付近はガスがかかっていますが、秀麗な草山である飯盛ヶ城は一段と夏草が濃く、台風の前兆と 思われる強い風に草原の夏草が激しく波打っている状態です。雲の切れ間から青空は覗いていますが、台風が接近して おり天候は悪化するだけでしょうから、急ぎ足の山行です。合野越を経て6〜7合目を過ぎると、周囲はガスに覆われ 視界も開けなくなりました。
東峰と西峰の鞍部であるマタエ付近もすっかりガスに覆われ、強烈な風が吹き付けています。気温は18℃で、自宅付近が 34℃近くあったことを考えると実に10数℃も低く、寒さすら感じます。風が強く吹き付け、湿った岩場も滑りやすいため 西峰は断念し、東峰に向かいます。さすがに風の強い山頂付近には登山者もおらず、しばらく岩陰で風を避けて休んだ後、 早々に下りました。入山後3時間半程で再び登山口に戻りました。すっかり雲も低くなり、16時前には雨が断続的に降り 始めました。結局マタエ付近で遭った登山者1人以外には、誰にも遭うこともなく、恐ろしく静かな山行となった次第です。

2004年7月
【7月3日】イブキトラノオとアザミ

7月3日の九重連山は曇時々晴。台風も接近しているためか終日雲が多めでした。午前8時過ぎに吉部から 入山。6月12日以来3週間ぶりの九重連山は一段と緑が濃く、すっかり夏景色になっています。梅雨時はまた草原 の植物の成長も顕著で、坊がツルでは3週前には見かけることもなかったトラノオの花が咲き、草原にはアザミが 群生する場所もでき花も咲いています。夏モードになった坊がツル野営場は点々とテントが設営され、午後にかけ テントの数も増えていきました。
大船山頂付近は時折ガスはかかるものの、すぐに雲の切れ間から青空が覗き夏の日差しが戻って来る状態です。 大船山周辺は、ミヤマキリシマの開花時期に見られた熱狂的な賑わいは去り、静けさが戻ってきました。 それでも大船山頂には次々と登山者が訪れ、山頂を渡るすがすがしい風を感じながら周囲の眺望を堪能していきます。 ここもやはり日差しが強いわけで、早々に坊がツルへと下り炊飯場の日陰でゆっくり休憩した後山を下りました。
梅雨が明けると一段と強い日差しが照りつける夏本番を迎えます。九重連山は2000mにも満たない低い山ですから、 当然のことですが晴天時には相当気温が上昇します。山行前には日差しに体を慣らし、山行をされる際は十分な水の 補給を心がけておきたいものです。

【7月10日】ノハナショウブ(背景は三俣山)

7月10日の九重連山は曇時々晴。雲が多めでしたので、適度に日差しが遮られて快適です。
今回は2ヶ月ぶりの大船山方面以外への山行です。5月はじめからの山行では、涌蓋山を除けば、九重連山では、大船山以外 には出かけていなかったようで、久しぶりに三俣山へ向かうことにしました。大曲からすがもり越を経て、一気に三俣山の 西峰、本峰、南峰へと駆け登りました。山頂付近は時折ガスがかかり、少々寒さを感じるほどの涼しさです。 長者原付近の気温が24℃程度でしたので、山頂付近では20℃以下でしょう。実に快適な山行となりました。
南峰からは、梅雨の雨を吸い大変滑りやすくなっているクロボクの登路を、滑り落ちるように坊がツルへと下ります。慎重に 下りましたが、それでも足下を滑らせ転倒し、ザックが泥まみれになったのはいうまでもありません。(苦笑)野営場の ノハナショウブは、先週ツボミから濃紫色の花が覗いていましたが、1週間後の今日は見事に咲いています。野営場には 次々とテントが設営されています。私も次週あたりには野営を計画したいところで、設営されていくテントをうらやましく 眺めていました。

【7月17・18日】光芒

7月17日の九重連山は晴。白雲流れる夏空が広がります。11時前に入山、坊がツル着の正午過ぎ、法華院山荘で 冷えたビールを購入し、昼食後には炎天下の活動を避け、ゆっくりと避難小屋の軒下で休憩をします。坊がツル野営場 付近には次々と登山者が訪れ、色とりどりのテントが設営されていきます。しばし惰眠をむさぼり、優雅な時間を過ご し、日が傾き始めた16時頃、大船山へ向かいます。
17時過ぎ、三俣山の陰が坊がツルを覆い、坊がツルは翳っていきます。三俣山から伸びる光芒が坊がツル上空へ伸び、 19:30頃、三俣山北峰の向こうの雲間に日が沈んでいきました。
段原付近からはヘッドランプを点灯し、暗闇の登路を慎重に下ります。坊がツルへ下り終えた21時頃には、すでに 消灯しているテントもあり、イビキまで聞こえてくるわけですが、私はこれから夕食であります。満天の星空を肴に 恒例の一人宴会であります。坊がツルでは強めの風が結局一晩中吹き続けました。
明けて18日(日)朝、昨夜の風のため朝露は全くありません。しかしながら各山頂付近は雲に覆われ、上空を覆う 雲から小雨まで降ってくる始末です。予想どおりの展開に少々苦笑しながら、早々に装備の撤収を終えました。 この間も断続的に霧雨が降ってきますが、雨具を着用するほど強くなることもありません。流れる雲間からは夏空も 覗き、急激に天候も悪化しそうにもないため、気になっていた某所のモウセンゴケの花の様子を観察してから、山を 下りました。

【7月24日】ノリウツギ咲く登路から望む法華院山荘

7月24日の九重連山は曇のち雨。予報では午後は雷雨になるということで、急ぎ足の山行です。先週つぼみを付けて いた坊がツル某所のモウセンゴケの観察に向かいます。すがもり越付近では、夏休みとあって小学生を連れた団体が 通り過ぎていきます。ここもまた夏の喧噪が始まっています。
中岳や大船山の山頂付近にはガスがかかり、西千里浜はずれから望む坊がツル方面もうっすらとガスに霞んでいます。 天候はやはり確実に下り坂のようです。午前10時前、坊がツルに着く頃には上空もすっかりガスに覆われてしまい ました。先週花茎を伸ばし、ツボミを付けていたモウセンゴケは開花しています。よく見ると周囲の株はほとんどが 白い小さな花を咲かせています。
山頂付近は断続的にガスに覆われる状態で、帰路に着くべく坊がツルから北千里ヶ浜を経てすがもり越へ急ぎます。 すがもり越の避難小屋は、久住山方面からの帰路で団体が休憩しているところで、相変わらずのにぎわいであります。 久住山頂付近を濃いガス(雲)が覆い始めた13時前、遠くから雷鳴も聞こえてくるようになりました。私も何度か 経験したのですが、山で雷に遭遇すると最悪です。転げ落ちるように大急ぎで山を下りました。帰路についた14時 過ぎ頃、強い雨が降り始め、稲妻が走り落雷しているようです。本日の山行は結局雨にも遭わず幸運でした。

【7月31日】サイヨウシャジン

7月31日の九重連山は曇のち雨。7時頃の牧ノ戸峠はガスに覆われています。この時期は早朝から登山者で賑わう のですが、さすがに台風が接近しているためか、駐車場にも車が数台停まっているだけです。強い風が吹き、気温は 18℃程度で寒さすら感じる状態でした。
登路はガスに包まれ、視界は数メートルというところです。周囲の景色もほとんど見えないわけですが、ノリウツギが咲き 登路周辺が花の白い色に染まっていることがわかります。突然ガスの中から人が現れ、少々驚いたりしながら、直立する ことが困難なほどに強烈な風が吹き付ける久住分れを経て山頂へ向かいます。山頂へ着いた8時過ぎ、さすがに山頂付近も閑散と しており、赤川から登ってきたという人と私のわずかに2人であります。願ったとおりの静かな山頂ではありましたが、全く 視界は開けず強い風も吹いており、ガスの水滴で湿った手は、わずかにかじかんでくるほどです。早々に山頂を下り御池へ 向かいました。
御池の湖畔もガスに覆われ視界は開けませんが、幸い雨も降っておらず、乾いた岩の上でしばらく休憩しました。帰路に 着いた9時過ぎ、西千里ヶ浜付近で、数組の久住山へ向かうと思われるグループが登ってきました。周囲の景色は全く望め ませんでしたが、登路脇にはノリウツギをはじめ、シモツケソウや秋の訪れすら感じさせるサイヨウシャジンも咲いており、 ガスの水滴をまとって咲く花々を楽しみつつ、山を下りました。

2004年8月
【8月7日】北千里ヶ浜のススキ

8月7日の九重連山は曇時々晴。午前7時頃の長者原駐車場は、台風が接近していた先週と異なり多くの車が駐車し、 登山者が次々と入山していきます。山頂付近には少々ガスもかかる状態ですが、切れ間からは夏の青空がのぞいてい ます。夏草は朝露に濡れ、涼しい風も吹いているのですが、湿度は高く、動き始めるとすぐに汗が流れ始めます。
先週ガスに覆われ全く景色が望めなかった御池付近は、濃い夏草に覆われ、雲間から時折差す夏の日に照らされて 輝いています。断続的にガスが濃くなりますが、急に天候が崩れる様子もなく、中岳から天狗ヶ城を経て、久住分れ から星生山へ向かいました。
帰路、星生山から大曲への登路は、腰元まで茂った夏草をこいで歩くことになりました。登路のテープははっきりして いますが、滑りやすいクロボクの登路はササに覆われて足下が見えず、大変歩きにくくなっています。むせるような 草いきれも手伝い、下りにもかかわらず、大汗をかきました。(苦笑)

【8月13日】(番外編)ユートピア小屋と三鈷峰

8月13日の鳥取県西部地方は晴。大山寺駐車場からの入山は午前7時前です。大山寺から弥山への夏山登山道は整備 も完了し、晴天であれば家族連れがスニーカーでも登れるほどです。8合目を過ぎ、山頂付近の木道は一部整備中で 通行が規制されていましたが、別ルートでキャラボクの純林と可憐な花々を楽しみながら、快適な歩きが楽しめました。 晴天で眼下の景色もすばらしく、約1700m山頂付近の木道からは米子から境港にかけての弓ヶ浜が一望できます。
大山の山頂は弥山ですが、実際は剣ヶ峰がわずかに高く、中国地方の最高峰です。しかしながら剣ヶ峰に至る縦走路の 崩落は激しく、以前は全く問題なく通れた縦走路も、現在では登山道から消され、通行が規制されています。
大山のもう一方のポピュラーなルートは、大川寺から宝珠越を経て、三鈷峰と大山ユートピアへ向かうルートで、こちらは 夏山登山道に比べれば登山者も少なく、家族連れがスニーカーで登るというわけにもいかないため、少々静かです。今回は 天候にも恵まれ、弥山とユートピア周辺を両方歩くことができました。2年ぶりのユートピア小屋、夢にまでみた ユートピアからの景色を堪能できたのは、この夏最大の収穫でした。
昨年の夏、8月中旬の不安定な天候のため、予定していたユートピア小屋での一泊の計画も断念したところです。今年こそ はという思いとは裏腹に、諸般の事情で今年も日帰り山行でした。また来年、できれば再びユートピア小屋泊をと、つのる 思いを残しながら山を下りました。

【8月16日】穂を出したススキ(背景は三俣山)

8月16日の九重連山は曇。山頂付近にはガスがかかり、時折青空も望めるものの再びガスに覆われる状態です。 夏末期を迎えた九重連山は例年このような天候が続きます。特に午後からは雷雲が発生することも多く、十分な注意 が必要です。できれば午前中に活動し午後は早めに山を下るか、法華院山荘に宿泊するなどの安全な山行を心がけたい ものです。
山頂付近にはガスがかかり、すぐに雨が降りそうな状態ではないものの、少々不安をおぼえる天候ですので、午前に 山行を終え山を下るべく、三俣山へ向かいました。平日ではありましたが、すがもり越から三俣山の各ピークまで、 次々と登山者に出会います。山頂付近は相変わらず断続的にガスがかかります。なぜか山頂付近にはツバメの群れが飛来 しており、ツバメの羽音がガスの中に聞こえてきます。
南峰もガスに覆われ、W峰もまたガスの中です。ところで、W峰山頂に「中ノ峰」という私設の山頂標識が設置されて いたのですが、以前は「W峰」という朽ちた山頂標識だったような・・・。晩夏を迎え午後からの天候が大変不安定 になっています。できれば午前中に山行を終え、午後は長者原付近でゆっくりと休憩をされることをお勧めします。

【8月21日】朝日のシャワー注ぐ大船林道

8月21日の九重連山は晴のち曇。夏末期の九重連山では、午後にかけ徐々に雲がかかる天候です。午前7時頃の 飯田高原の気温は18℃。吉部からは朝日のシャワー注ぐ大船林道を快適に歩きます。樹木に覆われた大船林道周辺 では朝露もほとんどなく、足下も濡れずに済みます。坊がツルではすっかり伸びた夏草が朝露に濡れて登路を覆い、 湿原の中に伸びる登路を歩くと、朝露の洗礼を受けることになります。坊がツルもススキが穂を出し、高原の主役 はここでもススキになっていました。
この時期は午後の天候が気になるところですので、早々に坊がツルへ下り、天候の様子を見ながら坊がツル周辺を 散策しました。朝は数張り程度だったテントも、正午前から徐々に増え、今夜もまた坊がツル野営場は賑わいそう です。坊がツル周辺はトンボ(アキアカネ)が避暑のためか群れをなして飛来し、先週三俣山頂付近にでも見かけた ツバメも多数飛来していました。オタカラコウやワレモコウなど夏末期から秋の訪れを感じさせる花も咲き、高原の 短い夏がいよいよ終わりを迎えようとしています。

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【8月28日】(番外編)英彦山

8月28日の久住連山は雨。午前7時前の長者原付近の気温は18℃です。大型台風の接近が予想されていますが、 自宅付近では早朝から晴れており、少々迷ったものの出かけた九重連山はやはり雨。断続的に小雨が降り、ガスが かかり風も強めに吹いています。長者原付近でしばらく待機し、その後は牧ノ戸峠駐車場で天候の回復を待ちまし た。雨は弱くなるもののガスはかかったままで、それでも牧ノ戸峠から雨具を着用して入山していく登山者もいます。
天候の回復を期待し、筋湯へ下り朝風呂を楽しみ待機しましたが、午前10時を過ぎて雨脚は強まってきます。 往路の由布岳付近も濃いガスに覆われていましたし、最後の選択として雨を避け玖珠町から日田市を通り、福岡県 添田町の英彦山へ向かいました。ガスに覆われてはいるものの、時折青空も覗く山頂まで往復しました。 大型台風の行方が気になるところで、進路予報では予報円の中央付近に入っています。被害がないことを祈る ばかりです。


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