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【3月4日】マンサク咲く(ビジターセンター前にて)
3月4日の九重連山は快晴。午前7時頃の長者原付近の気温は−12℃。上空には雲一つなく、放射冷却が効いて厳冬期並の冷え込みです。
いよいよ3月となり初春を迎えた九重連山は、冬の名残を思わせる昨日までの雪で再びうっすらと雪化粧しました。 |
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【3月11日】残雪の白口谷
3月11日の九重連山は曇のち晴。午前7時頃の長者原付近の気温は3℃。厳しく冷え込んだ先週とはうって変わり、暖かな春の朝を迎えました。
登路にはわずかに氷雪が残るものの、木々の芽は膨らみ始めており、春の気配が濃厚です。
すがもり越から北千 里ヶ浜を経て久住分れへ向かいます。先週の厳しい寒さを思えば本当に暖かく、思わず微笑みたくなるうれしさです。 |
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【3月19日】凍結残る御池
3月19日の九重連山は曇。午前7時過ぎの飯田高原の気温は3℃。昨日の雨もあがり、少々冷え込んだ朝は、
これまた春先 恒例の冬の名残を残す霧氷と舞い落ちる粉雪にまみれての山行となりました。
飯田高原から望む山頂付近はガスに覆われ、時折ガスの切れ間からは霧氷が着いているのが望めます。男池から阿蘇野を経由して七里田へ向かい、有氏牧野道経由でガラン台へと向かいます。
ガラン台から望む大船山や黒岳もガスに覆われていますが、時折ガスの切れ間から青空が覗き、薄日も差すまずまずの天候です。 |
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【3月25日】坊ガツル野焼き
3月25日の九重連山は晴。午前7時頃の長者原の気温は−1℃。本日は延期された坊ガツルの野焼きが行われるためか、朝から入山者が多いようです。
ラムサール条約登録後初の野焼でありまして、例年になく注目を浴びているようでありまして、大曲の駐車スペースはすでに満車に近い状態です。春の気配が濃厚な朝の登路は霜柱に覆われています。
朝日が注ぎ始めると気温は上昇し、うっすらと汗ばんでくるようになります。すがもり越は朝日が眩しく輝き、すがもり避難小屋 の裏には、例年になく多めの残雪が残っていました。 |
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【4月1日】坊ガツルのネコヤナギ
4月1日の九重連山は曇。午前7時過ぎの飯田高原の気温は5℃。北部九州の天候は徐々に下り坂で、
午後からは雨になるという予報です。新緑に覆われ始める4月末頃まで少々景色も単調です。
しかしながら、よく目を凝らすと森に中は芽吹き始めた木々の緑も 柔らかく、生命の息吹を発見できます。大地のパワーを吸収し体調回復を図るべく、吉部から坊ガツルまでのお手軽山行となりました。
午前8時頃吉部から入山。鳴子川沿いの登路をゆっくり春の気配を探しながら歩きます。
木々が緑に覆われる 前のこの時期の森は明るく、大地に息吹く春を探すには最適です。木々の枝先に芽吹きが始まり、優しい新芽が顔を出して います。 |
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【4月8日】春の御池
4月8日の九重連山は晴。午前7時頃の牧ノ戸峠の気温は4℃。九重連山への道々は晴れていたにもかかわらず、長者原付近から望むと山頂付近にはガスがかかる状態です。
天候の回復を期待しつつ午前7時過ぎに入山しました。早春は霜柱に覆われていた登路もすでに霜柱はなく、融けて泥濘地と化すこともなくなりましたので実に快適です。 |
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【4月16日】フクジュソウ
4月16日の九重連山は晴。午前7時頃の七里田付近の気温は4℃。
昨日の雨はすっかり回復し、早朝から青空が広がります。九重連山に少々雲はかかるものの、こちらも回復傾向です。
麓の木々は新緑の芽吹きが始まり、山桜と木々の芽吹きが山肌を絶妙な彩りの変えているのですが、山頂付近は相変わらず単調なままで、木々の芽もやっとふくらみかけたところです。 |
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【4月23日】森の精(前岳のツクシシャクナゲ)
4月22日の九重連山は雨。午前7時頃の飯田高原の気温は5℃。午前中は曇という予報は図らずも大はずれとなり、 すでに7時前には雨が降り始めます。断続的に強く降る雨は一向に止む気配もなく、長者原付近でしばらく待機するものの潔くあきらめ、一番風呂の温泉に向かいます。 さすがにこの時間ですと露天風呂も貸し切りで、いつもは混雑するので何だかすごく得をした気分になります。 露天風呂からガスに霞む九重連山を眺めつつ、リベンジを誓うのでありました。
明けて4月23日、午前7時頃の飯田高原付近の気温は8℃。九重連山の山頂付近の雨は止んでいますがガスがかかる状態です。
毎年ゴールデンウィークが近づくと、前岳のツクシシャクナゲの咲き具合がそろそろ気になり始めます。昨年は大咲きしたので、今年はあまり期待しない・・・ことにしましょう。
ひとまず白水鉱泉の白泉荘付近の 前岳登路へ向かいます。すでに登路入り口付近のシャクナゲは、ほぼ満開に近い状態です。
この場所のシャクナゲはおそらく移植されたものでしょうが、標高700m強の白泉荘からの登路に入り標高900m付近までの自生している株もすでに咲いているものもかなり見かけました。 |
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【4月29日】森の精(前岳のツクシシャクナゲ)
4月29日の九重連山は晴。正午頃には少々雲も広がりましたが、おおむね晴れて快適な山行日和です。今回は春恒例の友人との山行であります。
先週に続き、例年並みというかまずまずの咲き具合である前岳のツクシシャ クナゲ鑑賞に向かいます。本日は黒岳山開きです。
午前10時から白水鉱泉そばの「じろそ村キャンプ場」で山開きのイベントが開催され、その後前岳へのシャクナゲ鑑賞登山ということですから、相当な混雑が予想されます。 |
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【5月3日】テントサイトの夜は更けて(坊ガツル野営場)
5月3日の九重連山は快晴。13時頃の飯田高原の気温は17℃。待ちに待った5連休の初日、のんびり迎えた朝のTVでは日本各地の渋滞報道が流れています。
行楽地も軒並み大混雑で、メジャーなところでは「博多どんたく港まつり」が 200万人を超える人出の予想で、想像を絶する混雑ぶりがうかがえます。
九重連山も各地からの観光客が押し寄せ大混雑であります。その経済効果を考えると、これは大変に喜ばしいことです。
ただし、現着が遅くなると駐車場が満車で車を駐車する場所がないとか、都会の喧噪から逃れ自然を満喫するはずで訪れた坊ガツルで、
テントの設営場所を探すのに苦労するほど混雑しているとか、そんな不満は決してもらさず、寛容な心と強い忍耐力が必要なことは言うまでもありません。 |
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【5月4日】テントの花咲く坊ガツル野営場
冬用のシュラフを持参したため夜中に暑くなり一度目を覚ましたものの、見事に爆睡。気がつくとすでに4時を過ぎています。装備を確認し、テントの外に出ると恐ろしく寒いのです。
何とテントの外張りの一部が凍り付いています。夏場であればご来光目当ての登山客で早朝から騒々しく、ゆっくり朝寝を楽しんでいる状況ではないところですが、テントから這い出す人影もありません。
夏場の週末とは、登山客の客層が明らかに異なるようで、ガイドでもいなければご来光登山のために日の出前から動き出す人は少ないようです。 |
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【5月14日】ハルリンドウ咲く
5月14日の九重連山は曇のち晴。午前6時頃の長者原の気温は5℃。早朝から上空の雲の切れ間は太陽が顔を出しそうになるものの、
再び雲に隠れる天候です。長者原付近から望む三俣山や星生山付近はガスがかかっています。 |
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【5月20日】イワカガミ
5月20日の九重連山は雨のち晴。13時頃の長者原の気温は18℃。朝は昨夜までの雨が残りガスに覆われていましたが、予報どおり午後から徐々に雲も薄れ、青空が広がりました。
三俣山山頂付近にわずかにガスが残る中、大曲から星生山直登 ルートへ入ります。雨上がりで一段と滑る急登の登路を慎重に登ります。
登路脇にはすでにミヤマキリシマが咲き始めています。イワカガミも群生して咲いており、季節が晩春から初夏へと確実に移ろっていることを実感します。 |
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【5月27日】タデ原から望むガスかかる指山
5月27日の九重連山は雨。15時頃の長者原の気温は18℃。早朝から実家の苗作りを手伝い、正午前に終了。すぐに所用のため大分市へ向かいます。
帰路、少々(実はかなり)遠回りをした長者原付近では雲が切れ青空が覗いているではないですか。
山頂付近はガスがかかっているのですが、こうなると入山したくなるのが人情というもので、速攻で大曲からすがもり越へ向かいます。 明けて5月28日の九重連山は曇。午前7時頃の飯田高原の気温は14度。雨は降っていませんが山頂付近はガス覆っています。
その中で最もガスが薄いのは平治岳 で、ミヤマキリシマの開花状況も気になるところですので、吉部の登山口へ急ぎます。
例年この時期の吉部付近は平治岳や北大船山 付近のミヤマキリシマ目当ての登山客で大混雑するのですが、今日は午前7時を過ぎても駐車スペースが残っています。 |
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