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【6月3・4日】くじゅう山開き野営
【6月3日】 【6月4日】 |
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【6月10日】平治岳と大船山のミヤマキリシマ
6月10日の九重連山は曇。午前6時過ぎの飯田高原の気温は12℃。熱狂的な賑わいを見せた山開きを終えたものの、今度は少々遅れ気味のミヤマキリシマがピークを迎えつつあり、
花を求めて訪れる団体の登山客が引きも切らず、ミヤマキリシマ群生地は大混雑です。午前7時前に吉部から入山。まずは平治岳に向かうべく鳴子川沿いの登路を急ぎます。
平治岳周辺でミヤマキリシマがピークを迎える頃、週末の大戸越付近は大混雑し、午前8時を過ぎる頃から平治岳南峰への登路には登山客の長い列ができ始めます。
当然狭い山頂付近の登路は大混雑しますので、混雑を避けるには午前8時過ぎには大戸越に下っておけるよう、早めに入山することをお勧めします。 |
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【6月16日】北大船山のミヤマキリシマ
6月16日の九重連山は曇時々晴。午前6時頃の飯田高原の気温は9℃。ミヤマキリシマ開花時期はさすがに平日でも登山客が多く、
午前6時前の吉部登山道入り口付近にはすでに数台の車が駐車しており、その後も徐々に車が増えていきます。早々に入山し、平治岳へ向かいます。
樹間からは初夏の日が注ぎ、快適で贅沢な山行日和であります。山頂付近も登山客が目立ちます。 |
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【6月24日】大戸越のオオヤマレンゲ
6月24日の九重連山は曇。午前10時前の飯田高原の気温は20℃。昨日来の雨は硫黄山観測点ですでに200mmを超えて います。
朝方まで降雨を記録していましたが、午前10時前には雨もあがり、雲間から薄日も差すようになってきました。6月下旬にさしかかり、まさに今が梅雨本番で、
大雨に関する警報が出ています。しかしながら実際の天候は全く気まぐれで、予報 とは裏腹に雲の切れ間から青空すら覗きます。天候の回復を待ち、午前10時過ぎに吉部から入山しました。 |
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【7月8日】雨ヶ池のノハナショウブ
7月8日の九重連山は雨のち曇。午前8時過ぎの長者原の気温は20℃。2週間ぶりの九重連山は、そぼ降る雨がお出迎えです。
先週末は関東某所をあわただしく駆け回り、帰路は空港での時間調整をかね、景色が良いので毎度お世話になる浜松町の世界貿易センタービルの展望所から、
このところ何かにつけてお騒がせの六本木ヒルズを始め、わずかに霞んだビッグシティー東京のビル群を眺めながら、やっと一息ついたものです。この街で働き生活するということはどういうことなのだろうと、
毎回訪れる度に 想像してはみるのですが、自分自身の日常である田舎暮らしとのあまりの落差に見当も付かないというのが本音であります。しかし、私自身の親類縁者はもとより、
兄弟ですら現実にこの街で仕事をし生活をしているわけで、人と金と物が集中する首都東京の巨大さには、毎回驚くばかりなのです。 |
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【7月15日】ノハナショウブ
7月15日の九重連山は晴のち曇。午前6時前の長者原の気温は21℃。ガスが薄れ始めるまで待機し、午前6時頃に大曲から入山しました。 |
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【7月22日】久住山下のノリウツギの向こうに望む由布岳
7月22日の九重連山は曇のち雨。午前6時頃の長者原の気温は19℃。早朝は雲間から青空も覗く状態でしたが、天候は徐々に悪化の傾向で、
予報では午後からは雨ということです。例によって少々遅めの出発となり、牧ノ戸峠に着いたのはすでに午前6時を過ぎてしまいました。ところが、駐車場には1台の車も駐車していません。
平日ならばともかく、夏の休日で、しかも雨も全く降っていない天候ですから、これは尋常ではありません。 |
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【7月28・29日】夏の大船山頂にて
7月28日の九重連山は晴。18時過ぎの飯田高原の気温は22℃。九州も全域でやっと梅雨明けが宣言されたところで、連日強烈な日差しのせいで、
午後から夕刻にかけてに突然のわか雨が襲ってきます。梅雨明け後は安定した夏空が広がることが多いのですが、どうも 今年は梅雨明けも遅れ、
やっと梅雨明け宣言がなされてもこのような天候ですから、山行など野外の活動では雷雲の発生に十分な注意が 必要です。 7月29日、気がつくとすでに3時30分です。今から大船山へ向かえば何とか山頂からのご来光が楽しめそうです。早々に装備を整え、
大船山へ向かうべく漆黒の闇に包まれた登路をライトの明かりを頼りに黙々と歩きました。段原に着いた4時30分頃には東の空がうっすらと白み始めています。
地平線には少々雲が広がるものの、雲の縁もわずかに染まり始めています。山頂へ着く頃にはすでにライトも必要ないほど明るくなり、地平線に広がる雲が一層鮮やかに焼け始めて、
いよいよショータイムの開始です。 |
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【8月4・5日】盛夏の三俣山頂にて
8月4日の九重連山は晴。16時頃の長者原付近の気温は26℃。所用が終わった午後、九重連山へ向かいます。さすがにこれだけ暑くなると、
必然的に九重連山でも気温は上昇するわけで、通常100m標高が高くなるごとに0.6℃気温が低下するということで、
標高1000mの長者原付近で16時頃の気温が26℃というのも計算どおりの結果であります。 8月5日、午前5時前に再び三俣山南峰山頂へ。東の空が白み始めると間もなく上空に広がる雲も焼け始めます。午前5時20分過ぎ、
地平線を覆う雲の上に太陽が姿を現しました。朝日に照らされた周囲の山々の頂が焼けるのも束の間で、周囲はすぐに明るくなり、また盛夏の一日が始まりました。
そのまま山頂でゆっくりと朝食を摂り、涼風に吹かれて夏の朝を満喫しました。この山頂で朝食というのが、このところ(「といっても、
たまたま2回続いただけではないかい!」という鋭い指摘はご容赦ください) 夏の山行の定番となりつつあります。「前夜に深酒をしなければ、
山頂で朝食なんてチョロいもんだい!」と胸を張って言ってみたいものでありますが、はてさて次回からも続けてできるのかと問われると、これが全く自信がないのであります。(苦笑) |
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【8月14・15日】(番外編)夏の大山(弥山)
8月14日、お盆を迎えた鳥取県では厳しい暑さが続き、実家のある鳥取市の気温も連日35℃近くまで上昇しています。すでに正午前には 34℃まで上昇し、
うだるような暑さとなっていました。そんな中、涼を求めて大山を訪れる観光客も多く、大山寺付近の駐車場は県外ナン バーの行楽客の車があふれ、駐車スペースを探すのにも苦労します。
午前中帰省先の実家での所用を済ませて大山へと急ぎ、登山口の大山寺付近に着いた14時頃の気温は28℃。天候は曇りで山頂付近にガスがかかっています。
14時過ぎに夏山登山道から弥山を目指して入山しました。今年も山頂での一泊が楽しめる状況となり、実に喜ばしいところでありますが、実のところ、昨年に続き弥山にすべきか、
はたまた久々のユートピア小屋にすべきか、相当に迷った上での選択です。諸般の事情で昨年に続き弥山に決定したところですが最後までどちらにすべきか迷い続けたのは事実です。
九重連山ですとこのようなことは皆無で、天候や気分次第で適当に散策をしているところでありますが、何しろ大山へは気軽に訪れるということもできないわけで、
これからも機会あるごとに迷うことになりそうです。 明けて8月15日、寝たのか寝てないのか分からない不思議な夜はそれでも過ぎて、夜中に何度か目覚めているから多分それなりに寝ているのでしょうが、
浅い眠りのまま何度目かに気づけばすでに4時30分。東の空が薄明に変わりつつあります。大あわてで装備を整えて小屋の外に出ると、山頂標識付近にはすでに3人の人影があります。
聞けば昨夜0時頃から星を眺めながら山頂で過ごしていたということであります。日の出前の東の空が徐々に染まり始める頃、山頂付近はご来光鑑賞の登山客が増えてきました。
眼下に広がっていた街明かりも徐々に薄れ、東の空が薄紅に染まった午前5時30分頃、地平線を覆う雲の上に朝日が現れました。日の出の後は急激に明るくなり、
朝露に 濡れた山頂付近の植物の葉が朝日を受けて輝き、眼下には蒜山高原の盆地を底霧が覆っているのが望めました。 |
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【8月20日】泉水山麓のヒゴタイ
8月20日の九重連山は曇時々雨。6時前の長者原付近の気温は19℃。2週間ぶりとなる九重連山は、昨日まで大雨を降らせた台風の余波を思わせるガスに覆われ、
山頂付近は霞んでいました。ガスの切れ間からはうっすらと青空も覗いており、急激に天候も悪化する気配も感じられ ない状況です。ひとまず牧ノ戸峠に向かうと、
午前6時の駐車場は予想どおりかなりの台数の車が駐車しており、久住山へのメインルート起点である牧ノ戸は早朝から混雑を予想させます。再度牧ノ戸峠を下り、大曲から入山しました。
すがもり越に着く6時30分過ぎ、小雨が降り始 めましたので、すがもり避難小屋で朝食を摂りながらしばらく様子を見ることにしました。 |
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【8月26日】星生山の朝
8月26日の九重連山は晴時々曇。午前4時過ぎの牧ノ戸峠の気温は18℃。4時30分前の牧ノ戸峠には、すでにかなりの数の車が駐車しており、
さすがにメジャーなルートだけあって今日も喧噪の予感を感じます。扇ヶ鼻分岐にさしかかる頃にはすでに5時を過ぎ、白み始めた東の空に星生山のシルエットがはっきりと判る状態です。
大急ぎで西千里が浜から星生山頂に駆け登ったのは5時20分で、東の空が染まり始めていました。何とか間一髪で日の出に間に合ったようです。 |
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