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【3月3日】御池の朝
3月3日の九重連山は曇。午前5時過ぎの牧ノ戸峠付近の気温は6℃。曇り空広がる牧ノ戸峠駐車場には、わずかに車が1台駐車するのみで、閑散としています。すでに時刻は5時過ぎで、とても3月初旬とは思えない暖かさの中、徐々に高度を上げていきます。扇ガ鼻下付近にさしかかる頃になっても星生山の向こうの東の空は雲に覆われたままで、朝日の覗く気配すらありません。上空も雲に覆われ御来光は撃沈確定ですから、星生山はパスし西千里ガ浜から久住分れへ向かうことにしました。 |
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【3月10日】すがもり越の朝
3月10日の九重連山は晴のち雨。午前5時過ぎの長者原付近の気温は−3℃。初春の朝、体感する気温は意外に暖かく、冬季の切れるような寒さとは明らかに異なり、なぜか風も暖かさすら感じるのです。徐々に明けていく中、すがもり越に着く頃にはヘッドランプの明かりも不要になりました。気温0℃のすがもり避難小屋にも、先週の雪がわずかに残ります。避難小屋の壁で風を避け日の出を待つことにしました。 |
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【3月17日】薄雪のすがもり越
3月17日の九重連山は晴。午前8時過ぎの長者原付近の気温は0℃。初春の朝、上空は雲一つない快晴です。記録的な暖冬といわれた冬を終えて、平地には菜の花が咲き桜の開花も待たれる頃となっているにもかかわらず、先週の全国的な春の冷え込みのため九重連山も再び雪景色になりました。 |
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【3月25日】開山祭と黒岳山麓のフクジュソウ
3月25日の九重連山は曇。午前9時過ぎの牧ノ戸の気温は4℃。昨日は所用のため終日北九州市内を移動していたところでありまして、ひとまず週末の坊ガツルの野焼きが延期されたということで、天候も雨ということもあり焦らずに用事を済ませ、夕刻には帰宅したところです。夜になって一時雨脚も強くなり、油断して毎度の深酒をしてしまったわけで、目覚めればすでに8時前です。そうです、今日は開山祭だったのです。昨夜の余韻が残る少々重い頭に喝を入れ、速攻で出発し大分自動車道を経由して牧ノ戸峠に向かいます。 先週の雪で断念した黒岳山麓のフクジュソウ探索のため久住高原を経て黒岳山麓へ向かいます。上空は徐々に天候も回復し、薄日も差してきて絶好の散策日和となったところで、気になっていたフクジュソウも咲き始め、名実ともに春の訪れを感じさせる山行を終えたところであります。その後、お気に入りの湯平温泉でのんびりと温泉に浸かり至福の一時を過ごした後、帰路につきました。 |
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【3月31日】バイケイソウの芽吹き
3月31日の九重連山は曇。午前8時前の飯田高原の気温は5℃。ひとまず天候が持ちこたえてくれそうな間に、春を感じさせる景色を求めて散策をすることにして、午前8時過ぎに吉部から入山しました。 |
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【4月8日】大船山頂から望む三俣山と炎に霞む三俣山
4月8日の九重連山は晴のち曇。午前6時前の飯田高原の気温は−2℃。午前6時過ぎ、山陰はまだ薄暗さが残る吉部から入山。霜柱を踏みしめながら一路坊ガツルへ向かいます。暮雨の滝入り口を過ぎる頃には朝日が差し始め、急激に暖かくなってきます。風もなく天候にも恵まれ快適な山行となったところですが、前方に不気味な動物が・・・・。そうです、再びイノシシに遭遇です。イノシシは立ち止まり、こちらを一にらみして、一瞬ですが格闘モードに突入かとひやりとしたところですが、林に消えていきました。その後は林の中で物音がするたびにびびってしまったのは言うまでもありません。(苦笑) 長者原駐車場に着くと午前の泉水山麓の野焼きの撮影を終えたと思われるカメラマンが、タデ原野焼きのために三脚を据えて場所確保しています。少々早く着きすぎて、火入れが14時頃ということなのでビジターセンターのテラスにあるベンチで横になりお昼寝です。 |
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【4月14日】野焼き後の坊ガツル・北千里から望む硫黄山
4月14日の九重連山は晴。午前7時前の長者原の気温は5℃。いまだに焼け跡の香りがかすかに漂う長者原付近を抜け、午前7時過ぎに大曲から入山しました。4月11日に無事野焼きを終えた坊ガツル付近の様子が気になるところですが、まずは随分とご無沙汰している中岳や御池周辺の様子を確かめるべく、すがもり越を経て北千里ガ浜から久住分れへと向かいます。 |
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【4月21日】ツクシシャクナゲ
4月21日の九重連山は曇。午前7時頃の飯田高原の気温は11℃。先週は一時的な寒の戻りがあって春の雪が多め降り、九重連山も再び雪景色になりました。しかしその後は確実な春の訪れを感じ、坊ガツルの野焼きも終わり、ゴールデンウィークまであと2週間あまりということになると、毎年この時期には前岳周辺のツクシシャクナゲが気になるところです。おおむね花のピークがゴールデンウィーク(GW)前後ですから、今年もまた2〜3週間は前岳周辺を歩くことになりそうです。 |
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【4月27・28日】更けゆくテントサイトの夜・ヒトリシズカ
4月27日の九重連山晴。17時前の飯田高原の気温は18℃。GW中に多くの観光客が訪れる九重連山では、この時期は特に県外からの登山客も多く、地域の状況を把握できないまま路肩や空き地に駐車し、地元の人にとっては生活道路の通行もままならない事態が頻繁に発生しています。その対策のためか、吉部の大船林道入り口付近の道路脇には駐車禁止のテープが貼られ大幅な規制を行っています。無理に空きスペースに駐車するのは避けて、近くには民間の有料駐車場もありますので、そちらを利用することをお勧めします。 明けて4月28日、テントを揺らす強い風の音に何度か気づきつつも、明確に意識が覚醒したのは4時前。テントの外は相変わらず強い風が吹いていましたが、上空には星空が広がっています。風が強いことを除けば、気温は8℃で快適な朝となりました。炊飯場で水を補給して、すぐに大船山頂へと向かいます。 |
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【5月3日】前岳の新緑
5月3日の九重連山は晴。午前9時前の白水鉱泉付近の気温は15℃。いよいよGWも後半に入り、5月3日は恒例の友人との春山行で、新緑とツクシシャクナゲ鑑賞ということで、予定どおり前岳に出かけてきました。 |
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【5月12日】新緑の泉水山麓
冬用5月12日の九重連山は晴。午前7時前の長者原付近気温は6℃。連休明け最初の山行は、前岳のツクシシャクナゲに続き例年どおり三俣山周辺のツクシシャクナゲの探索という事になりました。 |
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【5月19日】イワカガミ
5月19日の九重連山はは曇。9時前の長者原付近気温は11℃。予報では午後からは天候も回復するということで、自宅を出発したのは日頃の出勤時刻頃で、遅めの現着となりました。9時過ぎに指山探求路から入山し、まずは前回の山行で気になっていた指山周辺を歩きます。登路脇に点在するミヤマキリシマの株が随分とツボミを膨らませているのが目立ちます。ミヤマキリシマには、残念ながらすでにシャクトリ虫が取り付き、かなり虫害が広がっています。 |
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【5月26日】平治岳南峰斜面と大船山のイワカガミ
5月26日の九重連山は晴。7午前7時過ぎに吉部から入山し、緑あふれる鳴子川沿いの登路を快適に歩きます。すでに新緑の時期は終え、木々の葉の緑も濃くなっています。吉部から坊ガツルへ向かう登路は、鳴子川の瀬音や川面を渡る涼やかな風が吹き実に快適で、利用頻度が急激に増えるのです。 |
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