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【1月8日】久住山登路の霧氷
1月8日の九重連山は曇。午前7時前の牧ノ戸峠の気温は−5℃。今年初山行は、期せずしてまたもやお手軽に牧ノ戸峠から中岳方面です。勢力を増した低気圧の影響で全国的に大荒れの天気が続いており、九重連山でも新たな積雪がありました。新年初山行ということで昨夜は深酒を避け、早めに就寝しました。自宅を発つ頃には上空には雲間から月も覗き、穏やかな一日を予感させる状態でした。九重連山へと向かう途中、上空の月は姿を隠し、湯布院あたりからは雪が舞い始め、どうやら天候は今一歩のようです。ご来光は期待すべくもなく、そうなると必然的に急ぐこともなくなり、しばらくパーキングで仮眠しました。(笑) |
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【1月13日】薄雪の段原を望む
1月13日の九重連山は曇。午前11時前の七里田付近の気温は3℃。昨夜は大分市内での宴会で、大分市泊。常宿のビジネスホテルは改装中で、部屋は大幅にリニューアルされており、大浴場まで完備していて感激です。ホテルを発ったのは9時を過ぎ、上空が雲に覆われた中を久住町へ向かいました。 |
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【1月20日】わずかに雪が残るすがもり避難小屋
1月20日の九重連山は晴時々曇。午前11時過ぎの長者原の気温は8℃。例年であれば厳冬期には大曲の駐車は積雪のため不可能になるところですが、暖冬で積雪が少ない今冬は楽々と駐車できました。11時30分過ぎに入山、まずはすがもり越
へと向かいます。 |
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【1月27日】霧氷付く中岳西斜面
1月27日の九重連山は曇のち雪。午前9時前の牧ノ戸の気温は−5℃。九重連山への道々で峠越えの路面は一部凍結しており、圧雪路とも氷結路とも異なる滑り具合に翻弄されつつも、無事に長者原に着きました。 |
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【2月3日】薄雪の久住山登路
2月3日の九重連山は晴で午後はガスに覆われました。午前7時頃の牧ノ戸の気温は−9℃。週末からの積雪で、九重連山は再びうっすらと雪景色になりました。牧ノ戸峠駐車場には多くの車が駐車し、散発的に登山客が入山しています。 装備を確認して早々に入山。明け行く登路上空は一段と明るくなり始め、沓掛山の東屋がある展望台で、涌蓋山頂が朝日に染まり始めたのを確認しました。上空は快晴で、今日もまた九重連山へ多くの登山客が訪れる喧噪の一日が明けていきます。沓掛山付近の積雪は10cm程度ですが、高度を増すにつれ徐々に積雪も増え扇ガ鼻分岐付近では15〜20cm程度の積雪があります。西千里ガ浜から久住分れを経由し御池へ向かいます。登路では強い風にあおられて雪煙があがり、容赦なく吹き付けます。顔面に当たる雪粒は痛いほど冷たいのです。 先週一部が解氷していた御池は、再び氷結しているようでした。しかし天狗ヶ城下付近はやはり氷が薄く、ピシピシと不気味な音を発し、凍った湖面に亀裂が走り、ひび割れた氷の割れ目から水が吹き出しています。先週すでに解氷が始まっていた御池は、再度完全なまでに氷結することはありませんでした。このまま徐々に解氷していくのか、再び完全氷結するのかは不明ですが、暖冬傾向を考慮すると再度の完全氷結は難しいのかもしれません。御池を周回し中岳から天狗ヶ城を経て、再び御池で小休止し、久住分れから星生山へ向かいます。星生崎から星生山頂への稜線付近は強烈な風にあおられ、雪煙があがり雪粒が吹き付けます。雪煙に霞む縦走路の撮影中に頬に痛みを感じて触ってみると、なんと薄い氷の膜が顔面の半分に張り付いていたのです。吹き付けた雪粒がジャケットのフードの隙間から入り込み、体温で融けて再び凍り付いたようです。さすがに痛みを感じるのも当然で、稜線の寒風にあやうく凍結処理される前に気づいて幸いでした。(苦笑) 正午を過ぎる頃、西からガスがかかり始め扇ガ鼻付近を覆っていきます。牧ノ戸峠に帰着する頃には、山頂付近はすっかりガスに覆われるようになりました。13時頃に牧ノ戸峠に帰着した頃の気温は−3℃。長者原のレストランで昼食を済ませ、帰路につきました。 |
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【2月10日】長者原のマンサク咲く
2月10日の九重連山は曇。午前9時過ぎの飯田高原の気温は3℃。上空は曇り、山頂付近にはガスがかかっています。折しも今日からは長者原付近で九重氷の祭典が開催されるわけですが、長者原からの入山を避ければ、さほど混雑に巻き込まれることもなさそうです。間もなく初春を迎えようというこの期に及んで、山頂の霧氷を堪能しようという気力もなく、結局吉部から坊ガツルまでのお手軽山行に決定です。(苦笑) |
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【2月16日】春を待つ御池
2月16日の九重連山は晴のち曇。午前9時前の牧ノ戸峠の気温は0℃。上空は薄曇りで雲の切れ間から薄日が差しています。平日山行で牧ノ戸峠に着いたのはすでに9時前です。冬と春の端境期にあって、景色も中途半端なこの時期はさすがに平日の登山客は少なく、数台の車が駐車しているのみです。早々に入山し、沓掛山から扇ガ鼻分岐へと淡々と歩きます。登路はあたかも積雪があったかのように真っ白に霜柱が覆います。おそらく気温が上昇すれば完全な泥濘地と化すことは間違いありません。 |
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【2月24日】夕陽に染まる三俣山の霧氷
2月24日の九重連山は曇のち晴。14時前の長者原付近の気温は4℃。上空は薄曇りですがうっすらと日が差しています。今週末の山行は未定でしたが、意外に早く所用を終えた11時頃から九重連山へ向かいます。 |
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【12月1日】大船山上空の明けの明星
12月1日の九重連山は早朝晴。8時過ぎから曇。5時前の飯田高原の気温は−6℃。晴天に恵まれ穏やかな初冬の朝です。凛とした寒さが覆う飯田高原も、冬期のように肌を切る寒さではなく、気温は低いのですが、意外にも体感する寒さはそれほど感じません。 |
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【12月8日】霧氷付く久住山下の道標と氷結する御池
12月8日の九重連山は曇。午前6時前の牧ノ戸峠の気温は−2℃。先週には初冠雪の便りも聞かれ、確かな冬の訪れを感じます。午前6時に入山し、ゆっくりと沓掛山登路を歩きます。沓掛山山頂から望む東の空には、わずかに山頂付近を望める久住山付近に細々とした月が浮かびます。星生山から扇ガ鼻付近にはガスがかかっているようです。間もなく雲の切れ間に朝日の光芒が伸び始め、雲が切れている三俣山方面が染まり始めました。薄明かりの扇ガ鼻のガスが切れると霧氷で白くなっています。初冬の霧氷は実に繊細な造形で、朝日が昇り気温が上昇するとたちまち融けて落下してしまいますから、初冬の晴天の日は、早朝に鑑賞するに限ります。整備作業が進む登山道の霜を踏みしめながらも、はやる気持ちを抑えて、扇ガ鼻分岐へ急ぎます。 |
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【12月15日】三俣山から望む大船山方面のガス焼け
12月15日の九重連山は曇。午前5時過ぎの長者原付近の気温は−2℃。午後から出勤のため、正午前には自宅へ戻らなければならないという状況での慌ただしい山行となりました。九重町役場横からの四季彩ロードで、地蔵原を見渡す場所まで出ると、 スキー場方面の空が妙に明るく、12月22日のオープンに向け、夜を徹して急ピッチでの雪作りが行われているようです。6時前に大曲から入山、うっすらと雪の残る登路を淡々と歩いてすがもり越へ向かいます。すがもり越に着いた6時30分前、徐々に明るくなり始める東の空がうっすらと染まりますが、上空にはガスがかかっています。気温−5℃のすがもり避難小屋で風を避けて小休止して、三俣山に取り付いたのはすでに7時前。西峰中腹のガスの中に入る直前には、東の空が朝焼けに染まり、西峰斜面を覆う霧氷群の向こうに流れるガスが染まる様子を確認できました。 |
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【12月21日】氷結する御池
12月21日の九重連山は曇。午前6時過ぎの牧ノ戸峠の気温は−1℃。6時前に長者原に着く頃には、先ほどまで見えていた星もほとんど隠れるようになり、予報は的中のようです。駐車する車も皆無の牧ノ戸峠へ着き、6時過ぎに入山です。沓掛山を越え、扇ガ鼻分岐にさしかかる頃にはヘッドランプも不要になります。 |
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【12月24日】(番外編)冬景色の由布山頂
12月24日は曇りのち晴。午前10時過ぎの由布岳正面登山口付近の気温は5℃。遅めに目覚めた朝、前回の山行から2日経過し、九重連山の様子も気になるところであります。その後特段の天気の変化はなく、相変わらず暖かな日が続いているため、今回はお手軽な由布岳への足慣らし山行に出かけてきました。 本年のご愛顧ありがとうございました。 |
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