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【3月1日】残雪の三俣山
3月1日の九重連山は曇のち晴。午前9時頃の長者原の気温は−2℃。昨夜は別府市某所で宴会。いつになく爽快な朝を迎え、露天風呂でのんびり暖まり機能回復。強烈な風が吹く別府市街地を8時前に発ち、九重連山へと向かいました。 |
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【3月8日】中岳・天狗ガ城尾根の残雪
3月8日の九重連山は晴。午前6時頃の牧ノ戸峠の気温は−6℃。快晴の朝はさすがに凛とした寒さに包まれています。日の出の時刻もずいぶんと早くなり6時30分頃となっていますので、黎明が薄明かりに変わる6時過ぎにはヘッドランプがなくても足下がかなり明るくなります。徐々に明るくなる中、6時30分頃に入山しました。 |
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【3月20日】坊ガツルのマンサクと霧氷覆うの大船山
3月20日の九重連山は曇のち晴。午前9時頃の飯田高原の気温は3℃。3月になっても多めに残っていた雪も、もはや名残雪のレベルになり、長者原周辺や坊ガツル付近にもわずかに木陰に残る程度です。 |
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【3月29日】解氷が進む御池
3月29日の九重連山は晴のち曇。14時頃の牧ノ戸峠の気温は10℃。3月29日に予定されていた坊ガツルの野焼きは、前日まで吹雪いたため4月5日(土)に変更になったそうで、枯れ野が広がる泉水山麓から長者原を経て牧ノ戸峠に着いた14時前、上空には雲が広がります。時折雲間から薄日が漏れるものの、夕暮れ山行は不可でしょうから、お手軽に御池の解氷具合の確認に向かうことにします。 |
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【4月5日】坊ガツルの野焼きに霞む大船山
4月5日の九重連山は晴のち曇。6時過ぎの飯田高原の気温は1℃。体調不良の状態が1週間続いています。無理にならないように大曲から坊ガツルまで往復することにして、7時頃に大曲から入山しました。坊ガツルの野焼きが行われるわけで、その観賞を兼ねてお手軽な山行です。登り始めて間もなく血行が良くなると一段と鼻水が増量し、喉はゼーゼーと音を立て咳も出始めて、あられもない形相で怪しげに登路を歩くことになりました。実に情けない限りであります。(苦笑) |
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【4月12日】フクジュソウ咲く
4月12日の九重連山はうす曇。7時過ぎの七里田付近の気温は6℃。野焼きを終えた長者原周辺もすっかり春支度が整い、何度かの雨を経て、草原が一斉に新緑に覆われる時期も目前に迫っているようです。飯田高原を抜け男池から阿蘇野へ向かう道では、山肌に山桜の薄い色付きと木々の芽吹きが柔らかな緑を重ね、絶妙の彩りで春を演出しています。今、まさに九重連山の麓では不思議にうれしくなる躍動の春が訪れています。 |
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【4月19日】バイケイソウの芽吹き
4月19日の九重連山は曇。6時過ぎの長者原付近の気温は5℃。予報では晴となっていたものの、実際には朝から雲が多く、上空は雲に覆われ、1200m付近からは完全にガスに覆われるあいにくの天気です。長者原付近でしばらく待機したもの、一向に回復する気配もなく、7時過ぎにタデ原木道の散策を兼ねガスに覆われた雨ガ池方面へと向かいました。 |
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【4月26】ミツバツツジとツクシシャクナゲ
4月26日の九重連山は晴時々曇。7時前の飯田高原付近の気温は5℃。例年のこととはいえ、GWが近づくと気になるのは黒岳のツクシシャクナゲの咲き具合です。春先の雪で、少々季節が遅れ気味の気もしますが、自然は実に気まぐれですから、現地で確認しないと何ともいえない、というのが現実です。飯田高原を経て新緑の男池を経由し、白水鉱泉の白泉荘へと向かいます。白泉荘の採水場は、7時過ぎにもかかわらず炭酸泉の水汲みに訪れる人が散発的に到着し、採取者から利用料を徴収する料金所?にもすでに職員がいます。
装備を確認し、7時30分過ぎに入山。先週は咲き始めだった白泉荘そばのシャクナゲは、現在ほとんどの株が満開です。コバノミツバツツジも開花し、新緑に覆われる森は大地の息吹を発散しており、正に春爛漫であります。 |
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【5月3・4日】三俣山に沈む夕陽と坊ガツル野営場の夜と朝
5月3日の九重連山は晴。10時前の飯田高原付近の気温は13℃。今日は坊ガツル泊なので慌てることもなく、午前7時に宿を発ちコンビニ弁当で朝食を済ませた後に飯田高原に向かいます。 5月4日、アラームの音がむなしく響き目覚めた3時過ぎ、テントの外を覗くと満天の星空が広がります。朝駆けには好適な天気のようでありますので一瞬迷ったものの、そこは意志の弱い私のことでありますから、再びシュラフに潜り込んで恥ずかしながらの朝寝であります。(苦笑)目覚めたのは周囲が明るくなり始めた5時過ぎ、気温は9℃。 |
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【5月11日】緑の坊ガツル
5月11日の九重連山は雨のち曇。長者原付近もガスに覆われ、周囲の景色も見渡せない状態です。午後からは晴れ間も覗くという予報に望みを託し、ひたすら待つことにしました。9時30分を過ぎる頃、入山し始める登山客も増え始め、遅ればせながら雨具を着用し指山自然観察路から入山しました。 |
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【5月17日】地蔵原の底霧
5月17日の九重連山は晴。6時頃の長者原付近の気温は8℃。長者原へ着いた6時頃、相変わらず駐車場にはキャンピングカーが駐まっていて、車外に椅子を出してくつろいでいます。一応車での宿泊はダメ!っていうささやかな掲示はあります、もうこれは現実的な対応が必要ではないかと・・。 |
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【5月25日】平治岳・大船山のミヤマキリシマとイワカガミ
5月25日の九重連山は曇時々晴。7時前の飯田高原の気温は16℃。昨日の雨の名残が明け方まで続いたようで、様子見にしばらく待機して、ガスが薄れ始めた7時30分過ぎに吉部へと向かいました。 気になるミヤマキリシマの開花状況ですが、山頂付近から平治岳南の峰にかけては現状では虫害も比較的少なく、ツボミは決して多くはないものの、満開となればそれなりに楽しめそうです。しばし天気の回復を期待して小休止。その間も断続的にガスがかかり、大船山も見えたり隠れたりといいう状況です。大戸越を見下ろす岩の上でしばし休憩した後大戸越へと下りました。平治岳周辺のミヤマキリシマの状況はおおむね以下のとおりです。 北大船山付近も、現状では虫害が少なく良好な株が多いようです。さすがにツボミの状況は大咲きした2005年には比べるべくもなく慎ましやかではありますが、このまま虫害が広がらずに咲けば、そこそこの見応えがありそうです。ミヤマキリシマの表年だ裏年だといっても、近年は虫害による影響で、何だかよく分からなくなっているのですが、本来なら今年はやはり裏年ということなんです。気になる北大船山付近のミヤマキリシマの状況は、おおむね以下のとおりです。 |
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