2012年 秋

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2012年9月

【9月1日】初秋の西千里ヶ浜

9月1日の九重連山は晴。6時頃の長者原の気温は15℃。沓掛山下で周囲の山に朝日が当たり、初秋の高原は限りなく爽快です。沓掛山頂から飯田高原に広がる底霧を望み、登路脇に茂る穂を出したススキが朝日に輝く中を、初秋の涼やかな微風を感じつつ、のんびりと歩きます。

ワレモコウやアキノキリンソウ、フクオウソウ、マツムシソウ、イヨフウロ、ホクチアザミなど晩夏から初秋の花が登路脇に咲いています。西千里に広がるススキの向こうに望む久住山にはガスが絡み、刻々とガスが流れて息づく初秋の景色を堪能します。久住分れから御池を迂回して中岳へ向かいます。

御池は完全に凪いで、湖面に中岳を映しています。湖水は例年のとおり、盛夏を過ぎ緑色になっています。周囲の景色は盛夏の頃に比べると、少しばかり植物が放つ緑のオーラが勢いをなくしているようで、心なしか落ち着いてきました。山頂付近は確実に秋へと加速しています。中岳山頂で<朝食を食べ大休止の後、10時頃に山頂を発ち山を下りました。

【9月8日】坊ガつる木道

9月8日の九重連山は曇。5時頃の長者原の気温は19℃。前日の夕刻16時過ぎには、雷を伴う強烈な雨に見舞われました。8月は例年になく雨の日が多く、結局降雨がなかった日は3日しかなかったということであります。

予報では、午前中は何とか雨も降らないようですが、山頂付近にはガスがかかっています。5時30分過ぎに大曲から入山、硫黄山道路に出る頃にはヘッドランプも不要になり、40分ほどですがもり越着。見上げる三俣山にはガスがかかっています。天気は今一歩でも、毎度のことながらすがもり越は快適です。避難小屋のベンチでしばし至福の時を満喫します。

三俣山に取り付くべきか、北千里から坊ガつるへと下るべきか、少々悩ましい天気でしたので、お気楽に坊ガつる散策に野営場へと向かいます。坊ガつる周辺は、晩夏の輪地切りを終えています。輪地切りをした防火帯には、切り残したオタカラコウが花を咲かせています。

坊ガつる野営場は閑散としていましたが、9時を過ぎる頃には登山客も訪れはじめ、やがてテントが設営されました。雲間から時折青空が覗き始める中、9時30分頃に坊ガつるを発ち山を下りました。

【9月15日】天狗ヶ城から望む御池

9月15日の九重連山は晴のち曇。5時前の牧ノ戸峠の気温は15℃。5時前に牧ノ戸峠に着くと、3連休初日にしては登山客も少なめです。予報では、曇りということでしたし、昨夜の雷雨や沖縄方面に接近している台風の影響を心配して、山行を自粛した登山客も多かったのではないでしょうか。

沓掛山山頂付近で、黎明の東の空を望みつつ、扇ヶ鼻分岐付近で周囲の山頂にガスがかかりはじめたりで、上空の雲がわずかに染まり始めたのを悩ましく眺めつつ、山頂でのご来光鑑賞は断念し、ガスの濃い西千里へと向かいます。西千里から久住分れ付近にかけてもガスに覆われ、御池湖岸を迂回し、中岳へと向かいます。

中岳山頂には5人の登山客が待機中。背に注ぐ朝日で出現するブロッケンを待っているようです。ガスは断続的に濃くなり、それでも7時過ぎには急激に晴れて、久住山から阿蘇方面、由布岳まで見渡せるようになりました。遮るものがない360度の絶景を楽しみつつ、遅めの朝食を済ませ、8時30分頃に山頂を発ち、天狗ガ城を経由して山を下りました。

【9月24日】三俣山のリンドウ

9月24日の九重連山は曇。6時頃の長者原の気温は9℃。大曲から6時30分前に入山。久々の平日山行となり、秋の行楽シーズンを迎えてはいても、入山する登山客は休日より確実に少なく、静かな山行が楽しめます。

すがもり越でしばし休息し、三俣山に取り付く前に雨具のズボンを着用します。この時間帯で上空は曇っていましたが、夜半には晴天だったようで朝露が多く、笹原を歩くとずぶ濡れになりそうです。三俣山西峰まではほとんど濡れることはありませんでしたが、西峰から本峰までと、本峰と4峰の鞍部に広がる笹原はたっぷり露を帯びており、雨具がなくては確実にずぶ濡れになる状態でした。

西峰からの登路脇にはリンドウが目立ちはじめます。気温が低いと花は閉じたままで、復路では開花していることを願いつつ歩を早め、南峰へ向かいます。南峰山頂付近もリンドウが多数咲いて、しばらくリンドウ鑑賞には最適な環境になっています。リンドウも実に不思議なもので、少し日が差すと開花するのですが、8時30分過ぎにガスがかかり風が吹いて少し肌寒く感じるようになると、同じ株が再び花を閉じてしまうのですから、これはもう実に良くできた自然の妙というものであります。

【9月29日】色付き始めた鍋谷上部の木々

9月29日の九重連山は雨。5時過ぎの長者原の気温は14℃。のんびり準備して6時前に入山。沓掛山頂付近で日の出の時刻を迎えたものの、山頂付近にかかるガスと上空の雲に遮られて、朝日を望むことはできません。さらに天気の崩れは思いの外早く、沓掛山を下り扇ヶ鼻分岐へと向かう6時30分頃には雨が降り始めました。

ザックにレインカバーを掛け、ほぼ無風でしたので傘で雨をしのぎつつ歩くことになりました。扇ヶ鼻分岐を過ぎ、久住分れも御池もガスの中。淡々と歩いて7時30分過ぎに池の小屋着。周囲は一面のガスで、小雨が降り続けています。貸し切りの池の小屋でのんびりと朝食を楽しみます。小屋の入り口から少々恨めしく外を眺め、一時強まった雨脚が8時30分過ぎになり弱まった間隙を縫って池の小屋を発ちます。

雨脚が弱くなったのは一時的で、御池湖岸を迂回し久住分れから久住山避難小屋に差しかかる9時前には雨脚が一気に強くなり、久住山避難小屋前は濁流が流れるようになります。避難小屋に待避して、カメラとレンズを防水のスタッフバックに格納。

西千里のイタドリの葉が枯れ始めていたり鍋谷上部のカエデが染まり始めていたりと、秋の深まりを感じる景色を感じつつも、雨とガスの中では、それも思うように撮れないままで、少々消化不良で山を下りました。牧ノ戸峠に帰着した10時過ぎ、駐車場の車も少なく、雨具を着用して入山していく登山客も、いつになく少なめでした。

2012年10月
【10月6日】明け染まる星生山方面

10月6日の九重連山は曇。5時過ぎの長者原の気温は11℃。牧ノ戸峠を発った5時30分過ぎ、東の空の雲が徐々に黎明に色付き始めています。雲間から照らす月明かりでヘッドランプを灯さなくても歩けるほどです。

6時前から沓掛山山頂で待つことしばし、星生山上空が朝焼けに染まり、束の間の荘厳な時間を過ごします。心地よい微風が吹く登路を歩くと、登路脇のドウダンが染まり始めています。西線から望む星生山斜面のドウダンも徐々に色付き始めており、晴天の朝の冷え込みを考慮すれば、今月後半には色付きのピークを迎えるものと思われます。

イタドリが枯れ葉に変わり、秋の装いとなった西千里を抜け、久住分れから御池を迂回して中岳へ向かいます。朝駆け登山客が山頂を下り、昼間の登山客との入れ替わりの狭間となる7時過ぎから8時過ぎまでのおよそ1時間の間、山頂付近は閑散としています。

9時前になると、久住山方面に多くの登山客が押し寄せ始め、中岳から御池周辺にも昼間の登山客がやって来るようになります。牧ノ戸峠に帰着した10時過ぎ、駐車場は満車で、周囲の路肩にも駐車する車があふれています。

【10月13日】明け行く坊ガつる

10月13日の九重連山は晴。5時頃の飯田高原のの気温は8℃。5時過ぎに吉部から入山。月は細く、頭上を木々が覆う登路は真っ暗です。ヘッドランプを灯して登路を見失わないように慎重に歩きます。坊ガつる北端に出たとたんに気温が急激に低下し、見渡すと周囲は霜で真っ白で、手がかじかんできます。

7時前まで坊ガつる野営場で小休止した後に、大船山登路へ向かいます。登路周辺のドウダンは徐々に色付き始めています。段原から望む大船山西斜面は、順調に色付きが進んでいることがわかります。先週来、朝の冷え込みが始まっていますので、このまま順調に色付きが進めば、来週後半にはかなり染まりそうです。

8時過ぎの大船山頂にはすでに登山客が数名、御池からも声が聞こえてきます。御池へ下ると、色付きが順調に進んで、岩場のドウダンがわずかに緑を残し、絶妙の色合いです。9時30分を過ぎると登山客が急激に増え始め、御池湖岸も混雑し始めます。

11時頃の坊ガつる野営場はテント設営の真っ盛り。色とりどりのテントが並びます。飯田高原の住人になって半年、ここ20年来で初めてのことですが、今年はいまだに一度も野営をしていません。窓を開けると三俣山が望める環境で、約30年ぶりのシングルライフを満喫している毎日は、ほとんど野営まがいの生活であります。

【10月20日】大鍋壁の紅葉

10月20日の九重連山は晴。5時頃の飯田高原のの気温は6℃。5時30分に入山する頃には、まだヘッドランプが必要でした。硫黄山取り付け道路に出ると、黎明の明かりも十分とはいえないものの、ヘッドランプも消せるようになります。6時頃にすがもり越に着く頃にはすっかり明るくなりました。

間もなく周囲の山頂には朝日が注ぎ始め、荘厳な朝の儀式の始まりまりです。すがもり越に朝日が注ぎ始めるようになる6時30分頃まで待機し、三俣山へ取り付きます。西峰登路をゆっくり登りながら大船山の肩に登るご来光を鑑賞。

本峰山頂から望む大鍋は、朝の斜光線に照らされて一段と色付きも鮮やかです。ピークは週後半かな〜と思っていたので、少し過ぎた感じでしょうか。それでもこれだけ染まっていれば見応えは十分です。小鍋付近も一段と色鮮やかで、早々に確認へ向かうべく、大鍋を縦断するため本峰を下ります。

大鍋の底は5cmを超える霜柱で覆われています。夜半の冷え込みはほとんど0℃以下だったのではないかと思われるほどです。北峰壁の色付きも鮮やかで、紅・黄・緑が適度に混じった極彩色であります。真っ赤に染まる大船山の段原や御池のドウダンの紅葉も見事ですが、黄色に色付く葉やシャクナゲの葉の緑が適度に混じった三俣山大鍋・小鍋の紅葉もまた格別の見応えを感じます。

徐々に登山客も増えてきた8時30分過ぎ、後続の登山客に場所を提供すべく細い小鍋付近の登路での離合に苦労しつつ南峰へ向かいます。南峰山頂から望む9時頃の本峰は、登山客が押し寄せて大混雑であります。

【10月27日】沓掛山の紅葉

10月27日の九重連山は曇のち雨。6時過ぎの長者原の気温は9℃。6時30分頃に入山。沓掛山登路には色付くカエデの落葉が目立ち、沓掛山第1展望台から望むドウダンの色付きも少々ピークを過ぎた感じはあるものの、まだ十分に見応えがあります。

沓掛山山頂付近で、三俣山の肩がわずかに明るんで、少しばかり朝日が注いだ後、山頂付近はガスに覆われてしまいました。上空の雲は秋を思わせる高い雲にもかかわらず、山頂付近を覆うガスに遮られて、木々の葉の色付きも沈んで見えます。

扇ヶ鼻山頂から星生山山頂付近もすっぽりとガスに覆われており、視界が開けません。山頂で小休止の後、大急ぎで山を下ります。9時30分頃に牧ノ戸峠へ帰着し、借家へと急ぎヒーターの灯油交換と新しい灯油の購入を済ませます。

友人と早めに昼食を食べてから、お手軽な山行に向かうべく準備をしていた11時過ぎ、すでに雨粒が落ちてきました。予報では15時頃までは保ちそうな様子でしたし、朝の山行では、ガスは多めだったものの、青空も見えていたのに・・・・。急遽山行は中止になりました。

ということで、牧ノ戸峠から瀬の本へ抜け、久住高原を経て阿蘇野から男池へと九重連山を周遊するドライブに切り替え、男池付近で雨も小降りになった隙間を縫うよう原生林を散策して、秋の気配を楽しんだところであります。しみじみとふける高原の夜は、しみじみと露天風呂から染まりゆく紅葉を愛で、窓越しに望む色付く木々の葉を眺めながら優雅に盃傾けるのも実に奥ゆかしく・・・・・・という静かな風情あふれる宴席になるはずでしたが、このメンバーではそれを望むのも空しく、毎度のごとく飲むほどに酔うほどにパワーアップして、見事に酩酊し爆睡してしまったのであります。(苦笑)

2012年11月
【11月3日】霜降る三俣山で迎える秋の朝

11月3日の九重連山は晴。5時前の長者原の気温は1℃。5時前に大曲着。駐車車両は2台で、いずれも霜に覆われて真っ白になっています。ヘッドランプを灯して入山。登路は煌々と照らす月明かりのおかげで十分に明るく、硫黄山道路に出た後はヘッドランプを消して歩きます。すがもり避難小屋で小休止のに西峰登路に取り付いた5時30分頃、天狗ガ城下付近から久住分れ付近にもヘッドランプの灯りが揺れていました朝駆けの登山客がいることが確認できます。

西峰山頂付近を覆うササは霜で真っ白になっており、登路に霜柱ができています。4峰山頂の岩場で風を避け、日の出の30分程前から黎明の明かりを厳かに眺めつつ待機しますが、さすがに足先と手先が冷えてきます。冬用のジャケットやフリースを着用したので体は暖かなのですが、うかつにも手足の冷え対策のための装備は持参しておらず、大いに反省したところであります。

6時38分頃に大船山頂右肩から朝日が昇り始め、山肌を朝日が照らすようになると気温は急激に上昇。朝日を受ける山肌からは、間もなく点々と白い蒸気が昇り始めます。三俣山本峰に移動し、山頂から望む紅葉が終わった大鍋は彩りも失せ、すでに初冬の色合いです。大気が霞み気味で、由布岳方面は見渡せませんでしたが、晩秋の朝を満喫して早々に山を下ります。8時過ぎのすがもり越付近は登山客が急増、今しばらく山は賑わいそうです。

【11月10日】暮雨の滝

11月10日の九重連山は曇。12時前の飯田高原の気温は10℃。大船林道のフェンスを過ぎ、鳴子川沿いの登路に入ると、周囲は散り残る木々の葉の紅葉が、ささやかながらまだ見応えを残しています。鳴子川の瀬音を聞きながら、散り残る紅葉を愛でつつ快適に歩けます。吉部から徐々に高度を上げていくと、やがて紅葉はほぼ全て落葉になり、夏は薄暗かった登路もすっかり明るくなっています。

坊ガつる北端に出ると、わずかに吹く風が大変冷たく感じるようになります。大船山や中岳、白口岳の山頂付近はガスが流れています。これから撮影に向かう暮雨の滝付近の明るさを考えると、気もそぞろであります。坊ガつる野営場で大急ぎで昼食を食べ、山を下ります。

坊ガつる北端から鳴子川沿いの登路に入ると、皮がはがされている木を発見。冬季から春先には近年度々見かけるようになった光景です。鹿による食害ではないかと思われます。落葉を終えたばかりの森ですが、確かに鹿の食料となる植物は減っています。数年前までほとんど目にすることがなかったことを思えば、食害の発生がここ2〜3年で顕著になった気もしますので、原因となる野生動物の個体数が増えて、一段と食害が進行したのかも知れません。

暮雨の滝付近の紅葉はすっかり落葉し、葉を落とした木々の枝間から上空が望めます。しかしながら上空は曇り空で、青空は望むべくもありません。豪快に流れ落ちる滝の水量は相変わらずですが、滝壺に流れる落葉はすでに少な目です。それでも波に揺らめく落葉がエメラルドグリーンの滝壺の水にアクセントとなって、散った後もまた楽しめる2度おいしい紅葉の彩りを楽しみました。山を下り、飯田高原を発った16時前になっても曇り空から雨はふっておらず、自宅へ帰着した19時過ぎ、予報どおりに雨が降り始めました

【11月17日】久住分れ避難小屋の雪

11月17日の九重連山は雨のち曇。13時前の牧ノ戸峠の気温は6℃。午前5時頃の飯田高原はまだ雨もごくわずかに感じるだけでしたが、雲が流れ風が一陣吹き抜けると間もなく雨が降り始め、8時過ぎには吹き付けるような強い雨になりました。

13時前になって雨が止み、ガスが濃く風は強いものの天気は小康状態になりましたので、意を決して13時過ぎに入山しました。沓掛山は強めの風が吹き、吹き付けるガスでジャケットが濡れていきます。団体の登山客を抜き、徐々に高度を上げていくと、扇ヶ鼻分岐手前でついに登路脇に積もる雪が現れました。

流れるガスが濃くかかり、撮影もままならないまま西千里から久住分れに向かいます。西千里付近の登路脇にも雪が残り、晩秋から初冬へと季節は確実に移ろっていることを実感します。久住分れにある久住山避難小屋付近もガスに覆われ、周囲の景色も全く開けないままです。すでに14時30分を過ぎ、夕刻から所用があるため、山を下り急いで帰宅しなければなりません。

牧ノ戸峠に帰着した15時30分過ぎ、気温は4℃で依然として濃いガスに覆われたままです。いよいよ山は初冬の趣へと向かい始めています。

【11月23日】ガスかかる沓掛山第1展望台

11月23日の九重連山は曇のち雨。5時過ぎの牧ノ戸峠の気温は4℃。5時前に牧ノ戸峠に着く頃、フロントガラスにわずかに小雨が降るもののワイパーを使うほどでもなく、どうやらガス雨のようです。しばらく車中で待機し、ほとんど雨も感じられなくなった5時30分頃にヘッドランプを灯して入山しました。

沓掛山を過ぎ、西千里手前からは視界も開けなくなるほどの濃いガスに覆われるようになりました。ガスの中から声が聞こえてくると間もなく先行の登山客に追いつき、久住分れから御池へ向かいます。御池は濃いガスで周囲の状況も分かりません。

御池湖岸は風が強く体感気温はかなり低くなっています。こうなると、定番の池の小屋へと待避します。池の小屋に入ってもかなり寒さを感じます。正午頃にかけて雨が降るという予報ですから、早めに山を下るにこしたことはありません。長居はせずに、池の小屋を発ち山を下ります。

往路ではガスが濃く御池湖岸の状況が確認できないままでしたが、ガスが薄れわずかに望めるようになった湖岸には白い物が浮いています。風が強いので時折見られる現象の泡ができているのかも・・・、と思ったのですが浮いているのは塊のようです。湖岸に行ってみると浮いていたのは氷でした。先週来の冷え込みで御池の一部が凍結していたようです。


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